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フカセ釣りにシーズンオフはない![遠藤いずみテスターコラムVOL.5]

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フカセ釣りはシーズンオフで暫くお休みの時期…という方もいらっしゃると思いますが、私は夏でもいつでもフカセ釣りを楽しんでいます♪

日中はさすがに暑かったり、エサ取りが凄すぎて釣りにならない場所も多いので、夕涼みがてら夜釣りに行く事が多いです。
THE夏の風物詩的な感じですね!

のんびりと夜の涼しくなった風に当たりながら竿を出すのは、最高に気持ちがいいですね!
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磯に行けばイサキの入れ食いや、アジ釣りなんかも楽しんだりできますし、日中に活発なエサ取り達も夜になると減り釣りやすくなるので、もちろんグレ、チヌも狙えます!

夜釣りはなんといっても、海面にぼんやりと浮かぶ電気ウキ(キザクラの電気ウキはラインナップも豊富で、釣り場によって使い分けができる円錐ウキのNF LAZAROやNF basic、棒ウキのNF波止やNF宴も 面白いですね❗️)が消し込む瞬間が本当にたまらなくドキドキします!!

他にも夏の風物詩という名にぴったりな釣りがあります。
それはスイカのポカン釣り

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スイカのポカン釣りは水深が割りと浅い釣り場で、チヌを浮かせて釣る釣りです。
夏の浅場はもはやエサ取り地獄!これを回避できるのは、エサ持ちの良いスイカだけ!
雑食性であるチヌは甘くて美味しいスイカが大好き!と言う訳なんです。

でもこの釣りはハッキリ言って修行のような釣りだと思うこともあります!

真夏の炎天下の中、大玉スイカ2個とお砂糖2kgを持って磯に行きます。私の場合はほぼ地磯なので、スイカを担いでいきます(汗)

そして釣り場近くに着いたら、まずはコマセを…

の前に!

重たいスイカを担いで真夏の地獄の磯歩きで、カラカラになった喉を潤します!
毎回恒例のスイカ割りを楽しんだ後、「このスイカ本当に甘くて美味しいのかしら?」などと言いながら味見をする!
美味しいスイカを食べることで、熱中症対策の水分補給?とも言っておきます(笑)
この時食べるスイカは本当に絶品極上の味至福の時を感じる事ができるのです(笑)

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ひとしきりスイカを堪能したら、スイカコマセとスイカの付けエサを作り、いざ!スイカのポカン釣りスタート!

チヌもやっぱり美味しいスイカが食べたいんでしょうか、不味いスイカでは釣れません
なので、とっておきの甘くて美味しいスイカで作ったコマセを潮に乗せるように撒き、ひたすらアタリを待ちます(汗)。

この待ち時間が正しく修行なのです…

ジリジリ突き刺さるような陽射しの暑さ
ギラギラ海からの照り返し

容赦なく襲ってきます。

が、急にくるチヌのアタリはかなり強く、一気に走って行きます!
釣れた時の感動はとても大きいです!

その感動を待って、暑さで頭がボーッとしてきても気を抜けず、じっとアタリを待ち続けます。
半端なく暑いし、めちゃくちゃ日に焼けるし、ハッキリ言ってかなり辛い?と最初は私も思いました。
だけど、スイカで釣れるチヌは引きも強く良型が釣れる事が多いので、ハマってしまうと面白さが病みつきになります!

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ですが、それでも、やっぱり夏は暑いんです!
無理はせず、夏の釣りを楽しみたいですね!

夏フカセ!

他にも色々な楽しみかたがありますが、河港でも、防波堤でも、磯でも、フカセ釣りはその時期や季節に応じて色々な楽しみ方ができる本当に魅力的な釣りですね♪