8/21(月)はキザクラ本社の所在地である伊万里市にて表彰式が行われました。
表彰頂いたのは工場内でウキの内蔵オモリの生産効率向上を実現した「回転ゴンドラカゴ」です。
キザクラのウキは低重心モデルが多数。
低重心モデルの「仕掛けが入りやすい」「仕掛けがブレない」という特徴は内蔵オモリが担っています。
キザクラのウキは様々なシチュエーションに合わせていろんな規格・サイズ・形状がそろっており、それぞれに合わせた内蔵オモリを生産しようとするとかなりの時間がかかるのです。
なぜかというと一日にウキの内蔵オモリの生産数は二種類のみしかできず、数は取れるものの多種類のオモリ生産には向いていませんでした。
ですが社長の閃きを社員が二年の開発期間を経て実現!
指定した内容で合計8つのカゴを使い内蔵オモリをウキの号数に合わせて自動で効率よく仕分けながら生産することに成功しました!
一端ではありますがこの装置の開発と具体的に向上した数値をお話すると伊万里市の市長も「スゴイ!」と驚愕の声を!
「伊万里にもこんな会社があったんだ!」と褒賞の一言を頂きました!
そして表彰式に同席していただいた伊万里市役所の方々からはウキの号数の違いについての質問が多数。
Bから2Bの違いもボディ全体の自重で言うと0.1g単位での違いですが、仕掛けを浮かせる「残浮力」を想定して設計しているのでウキの1規格だけでも0.1gから0.0数gほどのかなりシビアな調整を施しているわけです。
説明をすると脳内で説明と理解が追いつかず、こんがらがってしまう方も。
テレビ局の方は「実物を見たい!」と本社工場へいらっしゃいました。
取材があった日の後日にニュースで報道されていました!
↓ニュースに報道された内容を公式ページに掲載されております!↓
https://www.sagatv.co.jp/news/archives/2023082214107
改めて「工業大賞」を受賞し、とても嬉しく思っております!
佐賀県を代表する「ものづくり」の会社の一つとしてこれからも釣り業界、ものづくりの世界を盛り上げていけるよう努めてまいります!