○○竿で出来る!近場で簡単五目フカセ釣り! - ウキのキザクラ

Field Report

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○○竿で出来る!近場で簡単五目フカセ釣り!

皆さんこんにちは!

キザクラスタッフの池田です。

今回は夏休み何しようか迷っている方にぜひおすすめの「五目フカセ」をやっていきます。

 

五目フカセという事で思いついたのが「磯竿以外でフカセ釣りをする」

やっぱり磯竿って高いですよね(苦笑)

かくゆう私も学生時代は磯竿なんて夢のまた夢の様なもので、手を出すことはおろか、買うという選択肢は無く、安価なサビキ竿やルアーロッドで代用していました。

 

ですが意外と釣れるんですよこれ。

過去レポートでもサビキ竿で釣っているものがあります!ご参考になれば幸いです。

 

レポート

長崎県初崎にてキザクラスタッフ池田の全層フカセ釣行 8/27

スタッフ池田の新製品で釣行テスト! 今福町北免9/11

スタッフ池田の磯釣りデビュー!10/8

尾長リベンジ!スタッフ池田のフカセ釣行 10/16

 

フカセ釣りって難しい!とお悩みの方にも「やってみたい!」と感じてもらう機会になれば幸いです!

 

まずは仕掛け紹介ですね。

当日用意した竿は3mぐらいのサビキ竿(¥3,000ほど)

もう一本は2mちょっとのルアーロッド。

 

最初はルアーロッドからやっていきます。

リールは出来ればレバーブレーキ付きのものが良いですがあえて付いていないリールをチョイス。

ゴミ拾いの際に拾ったリールを使います。

 

道糸は黒魂サスペンドライン1.75号

 

 

ぶっちゃけPEの方が感度は良いのですがナイロンでも十分にアタリが分かる仕掛けなのでこっちで行きます!

 

次はシモリ玉を通します。

半遊動仕掛けなのでシモリ玉は必須です。

 

ウキは中通しタイプで簡単に扱いやすいistyle beppin 5Bをチョイス。

浮かせる仕掛けなので浮力は高めです。

 

 

愛用しているR-NEXⅡを出そうかと迷いましたが我慢しました。

ウキの下にはクッション水中をセット

 

ハリスは伸びが良くグレ釣りでも全信頼を置いている黒魂ハリス1.75号をスイベルを付けて結びます。

 

 

場所にもよりますがここ最近釣れたアジやサバをスズキが下から針ごとかっさらうので太めにしています。

スイベルは「smooth swivel(スムーススイベル)」#12を使います。

 

 

フッ素コーティングが施してあり、糸ヨレしにくく、強度も頼もしいです。

結び方はユニノットです。

ネットで検索するとすぐに出てくる簡単で結構強度もある結び方です。

 

ハリスと道糸を結び終えたら次は針です。

グレ釣りでも使える黒魂激掛チヌを使用。

 

 

五目釣りなので今回は1番小さい1号をセレクト。

針は外掛け結びと呼ばれるやり方で結びます。

ちょっと練習したら覚えれる程度の難易度です。

ユニノットと似ているので簡単です。

 

針の結び目から30cm上ほどにガン玉を打ちます。

カラーガン太君の4号を1個打ちました。

 

 

あとはウキ止めを釣り場の水深に合わせて結んで完成です。

 

これで仕掛け完成です。

-仕掛け図-

 

 

 

次はエサの紹介です。

付けエサはハード加工のオキアミ生1パックだけ。

 

 

堤防ではオキアミだけでも十分に釣れます。

マキエサは価格で言うと付けエサ込みで2000円ほど用意。

 

 

価格帯を選べば量もそこそこ用意できます。

夏の魚は少ないマキエサでもめっちゃ寄ってくるのでそこまで量はいらないです。

この時期だとチヌ釣りの外道であるエサ取りの子アジや子サバ、他にも木っ端グレなど沢山湧いてきます。

タイミングをみてマキエサを撒く感じですね。

 

さぁ釣りスタートです。

今日の狙いは25cmほどのアジ。

漁師さん情報では夕マヅメにサバをかわせたら数で釣れる!とのこと。

フライがとても美味しいらしく、晩御飯として狙うことにしました。

 

早速マキエサを撒くとやっぱりサバがいました。

 

 

写真だとわかりづらいのですがすごい群れがきてます。

下には黒い影がちらほらと見えます。

木っ端グレもいるようですね。

 

マキエサを撒いたポイントから5mほど離したところに仕掛けを投げ込みます。

仕掛けが馴染んだらほんのすこーしマキエサを撒いて魚を集めてアタリを待ちます。

 

すると早速ウキが勢いよく沈み、アワセを入れるとそこそこの引きを感じます。

 

 

サバでした。

最近やたらと多く、サイズも20cmを越しているので食べ頃ですが傷むのが早いためリリースします。

 

続いて今度はウキがゆっくり沈みました。

サバのアタリではないようです。

餌が大きかったのでしっかり咥えさせてアワセ!

 

重さを感じる心地よい引きです。

銀色の魚体が見えます。

上がったのはチヌ。

 

 

こちらではメイタと呼ばれるサイズで25cmほどですが良く引いてくれました。

 

~その他外道~

 

 

アジの姿が見えず、エサ取り(主にサバ)がかなり厄介なため場所を移動。

10mほど水深がある場所に来ました。

 

ここでは竿をサビキ竿に変え、先ほどの仕掛けからウキ止めを外し、beppinを00浮力に変更。

全層釣法をやってみます。

 

ゆっくり沈めてみると竿先がグーッと抑えられるアタリ。

アワセを入れるとそこまで重さは感じません。

 

顔を見せろと強引に浮かせると待望していた顔が見えました。

アジです。

サイズは20cmちょっとで食べごろサイズ。

やりました。

あとは数で釣れれば目的達成です。

 

意外とサバをかわすのは簡単で、「マキエサからしっかり距離をとって沈めながら手前に寄せてくる。」

これを意識すると簡単に狙いの魚が釣れました。

 

 

良いサイズで尺(30cm)に迫り、横で釣りをしていた方から「どうやって釣ったの⁉」と驚かれました。

「サビキ竿でフカセしてます笑」と答えると「面白い事するね!」と返されました。

 

他には潮の流れが速くなったのでガン玉を足すとシロギスが釣れました。

 

 

天ぷらがすごく美味しいので嬉しい外道です。

この日はこれから数匹良型アジを追加して納竿。

 

結果として良型のアジ筆頭に様々な魚が釣れて満足のいく釣りになりました。

 

ルアーロッドは短めではありますが糸抜けが良いので浅場の釣りに合うイメージが持てます。

サビキ竿は少し硬めの竿ではありますがしっかり糸を張ってあげると竿先とラインにアタリが出るのでフカセに持ってこいですね。

 

今回の場所ではサバ回避のために全層釣法にしましたが、半遊動釣法に変えるとまた違った魚が顔を見せてくれます。

夏は魚が浮いてくるのでどちらの釣り方もおススメです。

ぜひやってみてはいかがでしょうか?