クロ釣りシーズンに突入し、早く良型のクロの引きを味わいたくて、ホームグラウンドの上甑島 里へクラブの市坪君、安楽君の3名で行くことにした。今季初の竿出しだけど、里ならどうにかクロの引きを味わえるだろうと思い、11月7日にお世話になっている蝶栄丸 石原船長で朝4時に出港。
約45分仮眠していると里に着いた。予想以上に風とウネリがある。
私たちは3名一緒の瀬に上がるので船長の判断で小島に瀬上がりした。磯の上も相変わらず強い風が吹き付けている。
今回も苦戦の釣りになりそうな雰囲気だ。
今日のマキエサはオキアミ1角にヒロキューから新発売のグレゼロ、これにアドバンスグレをまぜ、よく混ぜ込むことで強風でもまとまりが良く遠投できます。
みんなそれぞれに釣り座につき、私は船着きですることにした。
今回の仕掛
ライン キザクラの全層セミフロートインパルス2号
ウキVダッシュ K’s Grevis ST バランサー装着
Jクッション水中6号
ハリス 全層ハリストMG2号
撒き餌さを撒き、流れを確認し期待の朝マズメ、仕掛けを投入する。
いつもながらこの瞬間がたまらない。
風が強く釣りづらいが良い感じにゆっくりと流れている。
仕掛が馴染み竿1本くらいまで送りラインを張り待っているとコツコツとアタリはあるが走らない。
エサを生イキ君のシッポと頭を取り身だけを針に差し仕掛けを入れ直す。
今度はコツコツと小さいアタリが来て走ってくれた。
グングンと抵抗する。初めての引きを楽しみタモに納めたのは35cmのクロでした。小ぶりだが2枚を追加したところで船長から風が強いなら瀬替わりしませんか?との連絡が入った。なかなか気をかけてくれる船長でやさしい人柄は最高です。
ぼちぼち釣れているからこのままいることにした。
もうすぐ満潮で潮が変わる。今まで右に流れていた潮がゆっくり左に変わった。
潮変わりの時間でちょうど良い釣り時です。安楽君は2枚釣っているが、真ん中で竿を出している市坪君が苦戦している。
その時、市坪君が大きく竿を曲げている、抵抗しながら浮いてきたのはイズスミでがっかり。
相変わらず安楽君は程よく竿を曲げクロをゲットし、嬉しそうにこちらにグーをしてゲットの報告。市坪君もようやく竿を曲げクロを取り込んだ、30センチと小型ながらクロをゲット。
お互い変わるがわる竿が曲がりみんな調子が良くなってきた。
私にもアタリが来てアワセると強い引きに見舞われ何もできないまま瀬に入られてしまった。
かなりデカバンのクロだっただろうにな~。すぐにハリスをサイズアップした。
今度は余裕で同じパターンで釣りまくりもう40cmクラスが15枚ほど活かしバッカンに入っている。
市坪君と釣り座を変わりポイントと食ってくるタナを伝えた。仕掛が竿1本ほど入ると竿引きのアタリがきた。慎重に浮かせ40cmほどのクロをタモに納めニッコリ!
その後も変わるがわる竿を曲げ安楽君、市坪君が13枚くらい、
私が23枚のクロを釣り今季初の釣りは予想以上の釣果に恵まれた楽しい釣りとなった。
これからクロ釣り本番を向かえ好調の里の釣りが続きそうだ。