皆さん、夏の釣りを楽しまれているでしょうか?私は今回、ワクワクドキドキの磯からの夜釣りをレポートします。
8月12日、ホームグランドの鳥取砂丘の沖にポツンと浮かぶ磯、海士島(あもうじま)にある西の鼻の船着けに行って来ました。海士島の夜釣りの主なターゲットは、底カゴ仕掛けで狙うマダイと大アジです。 しかし今年はマダイの釣果は芳しくなく、大アジもムラが激しいのが現状です。そこでスズキをフカセで狙うことにしました。
基本的なタックルは、磯竿2号前後で道糸、ハリスは共に3~4号です。スズキがターゲットの場合、飲まれてハリのチモトがザラザラになるケースが多く、細いラインだとバレる確率が高くなるので太いラインが心強いのです。ライン4号でも約15mくらいは遠投できます。 ハリはマダイバリの8~10号を結びます。このサイズの理由は、魚の口の大きさに合わせるのはもちろんですが、もうひとつはエサの青虫を2~4匹房掛けにする際に最適な大きさだからです。
ウキは感度抜群のキザクラナイトシリーズ、NF宴[うたげ]がメインです。普段の夜釣りでは感度をあまり重視ししません。と言うのは、マダイ、大アジ、スズキなどはウキに余浮力があってもスパーンとアタリが出るのです。そのため遠投性重視のNF-basicを多用しています。
でも近況は豆アジが出ているので、感度重視のNF宴[うたげ]を選びました。30~100mほど流していく中で、エサを盗られた、かじられたの的確な判断で手返し良く効率いい釣りをするにはこのウキは最適なのです。 サイズは0.5号を選びます。非自立ウキなので通常は規格分のオモリをセットしますが、今回はハリの大きさ+エサの重さである程度の負荷があるため、0.5号(自重6.6g)に対してオモリは3Bとしました。
約4ヒロのタナにセットし釣り開始です。 すぐに釣れたのは何と30㎝超のイシダイでした。それから40㎝のチヌが食ってきました。狙いのターゲットではないものの有難いお土産です。
持参していたボイルを撒きながら流すと、1回の流しの中で何度もウキにアタリが出ます。アジの登場です。何度もアタリが出るのはエサ持ちのいい青虫ならでは(笑)。オキアミだと、こうはいきませんから・・・。 しかし狙いの大アジなら、3回目くらいのアタリでハリ掛かりしますが、それ以上のアタリが続いていて、どうやら豆アジの可能性が・・・(汗)。 でもこんな状況こそ感度重視のNF宴[うたげ]が真価を発揮してくれます。アタリが明確で魚を判断しやすいでの、効率のいい手返しができるのです!
エサ盗りと格闘しながらも本命のスズキ、そして大アジまでも無事にキャッチすることが出来ました。
途中風が強くなりNF宴[うたげ]ではキャストが難しいため、NF-basic(M-3B)に替えました。このウキでは本命のアタリは問題なく取れたものの、エサ盗りの微妙なアタリはやはり宴の方が鮮明に出ました。
今年は特に各地で猛暑日が続いています。夜間も熱帯夜が続いていますので、皆さん無理のない釣りを楽しんでください。
地元の磯では、スズキ、大アジ、マダイを狙った夜釣りは9月一杯楽しめます。今回使用した青虫には、チヌ、イシダイなど日中のターゲットもアタってきます。エサ持ちも良いので夜釣りには是非試して下さい‼
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