令和4年11月06日(日)
クラブキザクラ大分「懇親釣り大会」を大分津久見にて開催しました。
コロナ禍で大会開催を控えてたこともあり皆さん朝からやる気に満ち溢れてました。
当日はクラブキザクラ北九州の方にもオブザーバー参加していただき交流も兼ねて
非常に良い大会となりました。
大会内容
渡礁後~13:30競技
13:30~14:00磯清掃
14:15回収
という流れでクロ2尾の長寸で競いました。
参加者は14名、AM6:00に集合しコロナ対策として船内はマスク着用を行った上で
津久見の瀬渡し「IG marine(アイジーマリン)」さんにお世話になりAM6:30に出船しました。
これからシーズンインを迎えるクロですが、釣果情報はあまりなく期待と不安が入り混じる状況でした。
また、前週からの低気圧の影響で北風が強く場所によっては風との戦いを強いられる形となりました。
全員をそれぞれの磯に降ろし、準備をして釣り開始です。
ウキは「CORESSA! 00」を使用した全層沈め釣りとしました。
まずは足元から魚の活性を確認すると、予想とは違い早速撒き餌にクロの反応がありました。
一投目から立て続けにクロが釣れ、今日は好釣果が予想されました。
ただ、クロが撒き餌に反応する棚が2ヒロより深く、浅棚には大量のスズメダイが群れており
深棚へうまくエサを届けることに苦労しました。
そう甘くはなく時間と共にクロの活性が変化する為、頭を使わされました。
ポイントを足元と遠投2箇所と数ヶ所作り、また強風にも負けないようウキを「大知遠投60 L-00」へ変更。
エサ取りにも対応できるようにしました。
すると、すぐにクロが答えてくれました。
本日最大の40cmオーバーが釣れ、同礁者も同様にポツポツとクロを拾い2人で和気あいあいと楽しみました。
その後、本日2枚目の40cmオーバーがタモ入れ寸前にまさかの針はずれ。
そんなことをしていたらゼンゴ(アジ)の登場です。
ここで場を休める意味でも一旦、昼食を挟みます。
磯の上で食べる弁当は格別です。
最近では釣りももちろんですが、磯での食事も楽しみの一つになってます。
昼食後、北風も多少和らぎ釣りやすい状況となってきました。
足元から状況を確認するとゼンゴも姿を消しており、深棚にクロの姿がまた見え始めました。
ただ、午前中とは違いクロがエサをくわえてもすぐ口から吐き出し全層沈め釣りでは
合わせが遅れ中々釣れてくれません。
その為、ウキを「CORESSA! 0シブ」に変更し、ウキであたりをとる釣りに変えました。
これが正解。クロをうまく拾うことに成功しますが型がでません。
終いにはまたしてもゼンゴの登場です。
そんな中、状況に合わせて何度も仕掛けを変更していた同礁者が40cmオーバーのクロを
釣りあげました。
厳しい状況の中のこの一枚には痺れました!本人も喜んでましたが私も非常にうれしかったです。
その後はゼンゴの猛攻に手が出ず納竿となりました。
納竿後は楽しませていただいた磯の清掃をやっていきます。
回収時、磯に船をつけた際の皆さんの表情を見ると状況が伝わってきました。
久しぶりの磯を楽しんでうれしそうな方。
強風に打たれ続けて心が折れた方。
風裏ではあったが今日は何釣りにきた?となっていた方。
それぞれおられこのような雰囲気を楽しむのも磯釣りの醍醐味と感じます。
帰港後、検量を始めますが場所ムラがあったようで
釣れている磯と釣れていない磯に分かれていたように感じました。
結果は以下の通りです。
1位 谷口 氏 2尾長寸 88.6cm(44.5/44.1)
2位 植木 氏 2尾長寸 77.0cm(41.3/35.7)
3位 本田 氏 2尾長寸 71.1cm(40.7/30.4)
他魚 堤 氏 チヌ 34.7cm
その他の方もクロをそれぞれ釣っていて、これからシーズンインを予感させる釣果となりました。
その後入賞者、参加者に景品をご進呈。
次回開催は来年となりますが、コロナも少しずつ落ち着いてきていることもあり
来年は複数回の大会が開催できればと思います。
また、今後はクラブキザクラの九州各地の方と交流の場を増やしていき大会を通じてキザクラを盛り上げて
いけたらと思います。
参加していただたクラブ会員/オブザーバーの皆様
渡船協力/協賛をいただいたIG marine(アイジーマリン)様
ありがとうございました。
クラブキザクラ大分 植木