平成30年3月4日(日)
クラブキザクラ広島第37回定例会を広島湾筏で開催致しました。
クラブ員19名の参加で1枚の筏に3名又は2名に分かれて行います。
大会ルールでいつもは筏毎のチーム戦にするのですが今回は個人戦で行いました。
3月の時期は水温も10度前後と1年の中で一番厳しい時期を迎えています。
筏は、水深20m~30mありますがそれでも底潮まで冷え込んでいます。
大会ルールではチヌ2匹長寸で競うことになっていたのですが、出船前の挨拶でアタリを1回でも出せるか?1匹を捕らえられるかが勝負になると話をしました。
厳しい釣りに慣れているメンバー達もさすがに厳しい顔つきで出船しました。
クジ引きで筏分けを行い私は、3番クジで1番最初の筏に降りました。同じ筏には中間さん、松島エリカさんが降りられました。
釣りを開始してからは、潮の流れは悪くないものの水温のせいかやはり生体反応がありません。
マキエを同じ場所に打ち込みひたすらチヌの反応を待ちます。
開始3時間が過ぎたころ、松島さんがアタリを捕えて待望の価値ある1尾を手にしました。キザクラBS自立1号で底付近を丹念探ってのヒットでした。
私もチヌの反応に期待を膨らませ、アクセル00の全層沈めで底付近を攻め続けました。
釣り開始から5時間が過ぎた正午頃私の竿先をわずかに押さえるアタリがありました早アワセは禁物とラインを30㎝程送り込み次のアタリを待ちます。
チヌが違和感を感じれば逃げられていまいますがジッと待ちます。20秒、30秒…チヌとの駆け引きです。
もうダメかと思い始めた40秒過ぎ、竿先がグッと引き込まれました。すかさずアワセを入れると重量感のある引きがありました。
「よし掛けた」と思いましたが、掛り浅いと針ハズレになりかねないので一定のテンションでゆっくりやり取りすると40㎝中盤サイズのチヌでした。
その後も大会ルールの2匹を揃える為に時間一杯粘りましたが1匹に終わりました。
港に戻り検量すると予想通り厳しい結果でチヌを釣り揚げたのは何と4名だけでさらに4名とも1匹とめずらしい結果でした。
結果、サイズに恵まれた私が優勝する事が出来ました。
出発前に話をしていた通り、アタリ1回チヌ1匹になっていました。
2位には前回も2位になっていた松島エリカさん、3位は上野さんでした。
改めて寒チヌは難しいけど面白いと思いました。
5月は、笠戸島エリア乗っ込みチヌを磯で開催予定です。
次回も楽しみたいと思います。