5月28日 第54回クラブキザクラ広島の定例会を芸予諸島で開催しました。
クラブキザクラ広島の定例会としては初のエリアということもあり、ワクワクで期待が膨らみます。
しかし前情報では、このエリアの乗っ込みはすでに終盤に差し掛かり、釣果は下降気味といった様子。
今日は辛抱の釣りが予想されます。
開会式では今大会より新加入の藤原義大さんの紹介を行い、くじ引きを済ませ、今回お世話になるこだま渡船様の船に乗り込みます。
私が降りたのは、因島の東に面した離れ磯。
目視で浅場、深場、潮筋などが確認でき、どこを狙うか作戦を立てながら仕掛けをセッティングします。
まず選んだウキは黒魂BS自立2B。
全層ホルダーWR細穴を使用し全層釣法で狙います。
仕掛けに張りを作る為、ハリス直結部から30センチ下にG5のガン玉を1つ打ちました。
6:00 いよいよ釣り開始です。
ちょうど満潮からの下げ潮に変わる時間帯で潮はゆっくり本流に向けて引かれていきます。
道糸のメンディングをしつつ、テンションをかけながら仕掛けを送り込んでいくとBS自立のトップを押さえ込むアタリが!
サイズは小ぶりながらも1投目から幸先の良いスタートができました。
しかし、その後はアタリが遠のき、あれやこれやと責め方を変えるもなかなか本命を食わせることができません。
おまけにフグの猛攻に加え、アイゴやコブ鯛、チャリコなどのアタリを取るのがやっとという状況に…。
隣の磯で釣りをする谷口君も苦戦している様子です。
12時過ぎまで沈黙は続き、干潮から満ち潮が効いてきたタイミングで隣磯の谷口君が竿を曲げます!
『やりましたー!!』と嬉しい雄叫びに私も俄然やる気が出ます。
本流が強く流れる為、落とし鉛に2B、ハリス真ん中に付近にG5ガン玉を打ちます。
マキエの投入は自分の正面に、仕掛けの投入点から自分の正面まで流れてくる距離で狙いのタナ竿1本〜1本半まで仕掛けを沈めます。
そこから張り、止め、流しを繰り返しながら仕掛けを流します。
12:15 私にも本命のアタリが!
慎重に取り込み、ようやく2匹目を釣ることができました。
納竿までの1時間、その後も同様の流し方で2匹を追加したところでストップフィッシングとなりました。
さて、港に帰り検寸が始まります。
厳しい状況にも関わらず、たくさんのチヌが検寸に持ち込まれます。
中には50センチ近い大型や1人で30枚近く釣ったメンバーもいました。
今回はチヌ2匹の長寸で競います。
〈チヌ2匹釣寸〉
1位 水口宏さん 92.2センチ
2位 藤原健司さん 86.5センチ
3位 丸山真治 85.9センチ
4位 美之口和也さん 83.4センチ
5位 谷増晋吾さん 83.1センチ
〈真鯛1匹長寸〉
中山慎太郎さん 47.5センチ
という結果になりました!
優勝の水口会長には本日の釣り方をレクチャーしていただきました。
数型共に素晴らしい釣果でした!
前大会でも2位入賞されており、流石の腕前です。
次回大会は7月に波止で開催します!
レポート 丸山真治