昨年末から大会を予定していましたが、皆さんの予定が合わなかったり、天候不良で難しかったり延び延びになっていたクラブキザクラ高知の親睦釣り大会を2月10日に鵜来島で開催しました。
大会2、3日前から、この冬1番の寒気で海は大時化。また大会延期かな?と思っていましたが、なんとか海も落ち着き、当日20人の方に参加して頂いて大会を開催出来ました。
鵜来本島に着いた時に船頭さんから『前日より水温が1度も下がった、グレは厳しそう』と言われました。
確かに当日の釣況は、イサギはどの磯もポツポツ釣れていたものの、グレは産卵行動の湧きグレばかりで難しい状況のようでした。
しかし、夢の島、鵜来です。
何人かの方は巨大尾長にブチブチやられたらしいです。自分達が居た磯でも10数匹の60オーバーの尾長が確認出来ました。
グレを釣られた方は少なかったですが、皆さん楽しまれた様でした。
一位 大畠祐二さん グレ 38.5cm
二位 西岡剛さん グレ 36cm
三位 徳久靖洋さん グレ 35.8cm
でした。
他のお客さんで、45cmクラスを釣られている方も居ました。 今回は、開催時期が少し遅くて鵜来島全域で湧きグレが確認出来少し厳しかったです。 次回はもう少し沢山釣れる時期に開催したいと思っています。 大会に参加して頂いた皆さん、鵜来の家中渡船さん大変お世話になりました。ありがとうございました。
1位の大畠祐二さんのレポート
H31年、2月10日。
鵜来島の磯はイカリモトの西で、徳久氏と二人で渡礁しました。タックルは竿1.75号5m。道糸3号。ハリス1.5号~2.5号。ウキIDR Dear G 3B。針・グレ針5号~7号。
釣り開始から1時間ほどは魚もほとんど見えず、期待薄。ガン玉を足して底狙いで沈めてなんとか釣れたのはヒダリマキ。 A.M.9:00頃からボラの群れがチラホラと。しかしアタリはサッパリです。A.M.10:00頃南西方向の浅場にボラの群れが浮いているように見えて、ボラでも釣ってみるかと岸沿いに20~30mほど遠投しました。 浮いているのでサシエが沈まないように張っては止めてを3回ほど繰り返すとギュンといいアタリです。ボラでも釣れると楽しいなーと寄せて来ると、なんとグレでした。ボラの下におったかー。徳久氏に取り込んでもらうと40㎝近い良型でした。
ボラの群れと思っていたのは湧きグレでした。「湧きグレは釣れん」とか「湧きグレを釣るなら矢引で狙え」とか言われます。 早速ハリスを矢引にして狙うもアタリなし。そこでハリスを細めて1.5号、長さは最初の2m。針は5号の細軸です。群れの真ん中に投げると散るので、向かって左後方に投げ込み張っては止めてを繰り返すと、またまたギュンとアタリました。サイズもほぼ同じ。
その後3投目にも追加。キモチイイけれど、その後は投げる構えをしただけでグレは沈んでしまいます。しばらくはあの手この手で狙いますが釣れませんでした。
徳久氏も西沖10m程に出ていた湧きグレを1匹ゲット。しかしそろそろ撤収の時間です。道具を収めます。それを見計らったように眼前のシズミ根廻りに周辺の湧きグレが集まってきて中層~深場にて乱舞しだしました。「これって今から爆釣モードなんじゃないのー」と指をくわえて数百ぴきのグレを眺めていました。そこへ渡船到着。後ろ髪引かれる思いで磯を後にしました。
まだまだ初心者で西部の磯は5回目ですが、初めてグレの群れをみることが出来ました。いつか爆釣してみたいものです。みなさんお疲れ様でした