日時:令和6年11月4日 場所:佐賀県唐津市呼子沖松島/【音の鼻】の東隣
渡船:マリンペガサス
大雨が降って時化た翌々日、佐賀県唐津市呼子沖磯に向かいました。
午前5時30分に出港したマリンペガサスは20分ほどで松島に到着。
まだウネリが残るなか、【音の鼻】の東隣の磯に上礁。
仕掛けはいつものFORTIS 00を使った全層仕掛けで、タナは浅いと思うのでバランサーは貼りません。
しかし2投ほどするも当て潮のため、タナボケしてアタリが取れません。
ならばとウキを小粒の水平ウキのV`dashグレビスST 0シブに変更。ウキでアタリを取るようにします。
15mほど先の潮のヨレに投入。ウキ下のホールドストッパーがゆっくり入っていくのが見えます。
竿先から先は糸ふけを作らないものの、喰い込みしろを取るため手元だけ糸ふけを作ります。
数投目、ストッパーが見えなくなるとウキが勢いよく消し込みます。
元気な締め込みを交わし仕留めたのは35cmほどのイサキ。
イサキが喰ったのでさらに浅タナで同調するよう、マキエは散らして撒いて、間を置かずに仕掛けを投入。
2ヒロ位で同調するイメージで入れると、ウキが消えると同時に道糸がぶっ飛ぶアタリ。
仕留めたのは42cmもある良く肥えた尾長グレ。
46cmの尾長グレを追加することに成功。
もっと下には大きなグレが居るかもと思い大きなバランサー貼って入れ込むと、ほとんどエサが残ってきます。
グレは浅タナで喰っているようです。
その後も当て潮気味の流れが続くので、大好きな全層沈めを封印し、ウキでアタリを取り続けます。
ウキ止めがない分だけ喰い込みが良いみたいで、その後も30~35cmの尾長グレが良く釣れます。
最終的には40cmの口太グレも追加しシーズン序盤としては大満足の釣果でした。
水平ウキの真骨頂は沈め釣りかもしれませんが、ウキを浮かせて使用することで当て潮を容易に克服することもできます。
さらに喰い込みは落ちるものの、ウキ止めを入れるとより簡単に当て潮に対応出来、急に沖向きに流れ出したとしても、
その時はウキ止めを一番下まで下げ切ることで容易に全層に戻すこともできます。チョットの工夫で水平ウキはすごく進化します。
福岡市や佐賀市から近い呼子沖磯もグレが喰いだしました。皆さんもキザクラのウキを手に磯に出掛けましょう。
使用タックル
道糸:1.75号
ウキ:FORTIS 00
V`dashグレビスST0シブ
小物:ウキホールドストッパーS
ハリス:1.75号,2号
報告者 永松浩樹