皆さんこんにちは!
キザクラスタッフの池田です!
今回は初の磯釣りに行って参りました!
初めてという事もあり、自分と同じくキザクラスタッフでキザクラオリジナルブランド石師魂のプロダクトディレクターである武富スタッフと石師魂ブログの方で名を挙げているまさきちこと眞崎スタッフと同行する予定でした。
ですが実は前日にこんな話が。
磯釣り楽しみだねぇと予定の話し合いをしているとお二人が選ばれた場所には私は乗れないとのこと。
別の安全なポイントへおろしてもらうことに。
場所は長崎県大瀬戸にある船着場から五分ほどで着く鎌先という場所です。
そこで「別行動となると一人じゃ危なかけん誰か付けんばよね~」と武富スタッフより知り合いからどなたか見張り役を付けていただけることに!
優しい人かなぁ、釣りがうまいんだろうなぁと期待を膨らませているとまさかのビッグネームが…
キザクラインストラクターの平山康弘さんですって!
キザクラのインストラクターと言えば数少ないメンバーでそれはもう釣りが大変うまいんだとか…
正直なところ新人につける人選ではないでしょう(苦笑)
そんな出来事があった前日でした。
そして迎えた当日はもう港に複数の釣り人が!
辺りを見渡すとキザクラのフローティングベストを着ている平山さんを発見!
なんと平山さんの息子さんも同行という事でキザクラスタッフの面子と釣りの話などで盛り上がりました。
そして船が到着。
今回お世話になるのは長崎遊漁船Ryuseiさん。
急いで船に荷物を協力しながら乗せ、出港です。
ほんとにものの五分でポイントへ到着し降りていきます。
船に乗るのは久しぶりで地面に降りると若干ふらふら…お恥ずかしい…
当日は7時半ごろ満潮でもう潮が上がり始めていました。
仕掛をセットし、釣りを始めます。
平山さん親子は石鯛メインの底物狙い。
竿を並べ真剣な眼差しで竿先を見ています。
一方スタッフ池田は今日の狙いは尾長グレ、平山さんからは35㎝が釣れたら合格!と言われやる気はバッチリ。
仕掛けを組み立てまずは近場から探ろうとウキは際攻の00浮力を使用。
ハリス1.75号を1mほど取り、重りはなしでゆっくりと流していきます。
すると早速アタリが!
糸がチョンチョンと走りフッキング!
さぁ磯での初フィッシュは何かな~と引き寄せます。
すると昔から見慣れた斑点模様の魚影が…
まさかのフグ…
隣から平山さんの笑い声が聞こえ、今日は良いところを見せようと意気込んでいたんですがガックシ…
さぁ仕切り直しです。
同じ仕掛けで今度は少し沖に投げてみます。
すると何やら潮がぶつかっているところがあるようで仕掛けがあっちに行ったりこっちに行ったり不規則に流れていきます。
しばらくして収まったかなーと糸を張るとバチバチバチっと糸が飛んでいきます。
大物が来たか⁉と慌ててフッキングしますが、なんだか軽い。
引き寄せ、姿を確認するとグレでした。
一応本命だ!と喜ぶものの、15㎝ほどのサイズ。
ちっこいですね…
さぁどんどん釣るぞと今度は全力遠投。
エサ取りに苦戦しつつ何投か投げ込んだ頃やっと潮の流れにひっかかり右から左へスーッと流れていきます。
すると糸が止まり、何だろうと糸を少し引っ張ってみます。
バチバチっと今度は思いっきり走るアタリが!
負けるか!とこっちも思い切りアワせるとずっしりとした重量感。
そして走る勢いがとてつもない!
綺麗に竿が曲がり、大物を期待させます。
尾長だったら40あるんじゃないか?と期待が膨らむ中、少し沖で横長の銀色に光るボディが…
「ボラやん!」
なんだか意気消沈…
暴れん坊をなんとか封じ込め取り込みます。
サイズは56㎝
これが尾長だったらなぁ…なんて妄想しちゃいました。
それからアタリがないのにエサが取られます。
どうしようと悩んでいるとここで平山さんがアドバイスを!
「仕掛けじゃなくて撒き餌の使い方やね」と言われ撒き餌のやり方を学びます。
まずは手前に一発、エサ取り対策ですね。
続けて潮の下流に一発、これもエサ取り対策。
そして潮の上流に一発、これが本命への撒き餌。
そこへ仕掛けを投入。
仕掛けが沈む前にエサをひったくったようで糸がすごい勢いで飛んでいきます。
フッキングすると確かな引きが!
チヌのような首振りではなく、下へ下へと潜る力強い引きです。
手前まで寄せると青黒いボディが見えます。
グレです!
抜き上げようと竿を上げますがいい重量を感じます。
サイズは27㎝。
目標まであと8㎝でした…
辺りを見ると潮が下がり始めたようで足場が見えてきて移動することに。
アタリはあるもののしっかりと食い込まない様子です。
しばらくして潮どまり。
休憩がてら朝食を摂ります。
そして再開。
潮は流れ始めていますがだいぶ沖からの様子。
遠投しなきゃなぁとウキを変更します。
際攻の00から黒魂ACEの0シブに変更。
自重が結構あり楽に飛ばせます。
流れを無事掴めたみたいで結構強く流れていきます。
ここでもグレが上がりますが小さいです。
そしてまた流していると変なアタリが。
走ったかと思えばすぐ止まり、また少し引っ張るように糸が出ます。
なんだなんだとアワせるとすごい引きが!
竿が絞られドラグがギリギリと鳴ります。
首を振りながら走っているようでチヌか?と期待が高まります。
手前まで寄せて姿を確認するとまさかのアイゴ(九州の方ではバリと言われる魚)
大きくても20㎝ちょっとしか見かけないお魚ですがなんと釣れたのは35㎝。
デカいなぁ…と苦笑い。
でもおいしい魚だよと平山さんが簡単に捌いてくれました。
こいつは天ぷらにしてやります。
アタリも遠のき時間が過ぎていきます。
時刻は15時を過ぎ、ここで平山さんたちが帰港。
ひとり残り、少ない残り時間で最後にデカいのを上げてやろうと場所を変更。
沖を見渡すと流れがぶつかっているところを発見。
そこを狙ってフルキャスト!
ゆっくり沈めていき、しばらくすると糸が抑えていた指を弾きながら飛んでいきます。
しっかりと竿を立て、心地よい引きを味わいながら手繰り寄せます。
期待していた魚体が姿を現し、ぶっこ抜きます。
サイズは27cm。
同じようなサイズではありますがグレを釣ることができました。
続けて同じ場所に投げ込みもう一尾ゲット。
ここでタイムアップです。
道具と釣り場を洗い、船を待ちます。
初めての磯釣りでしたが満足する釣果にはまだまだ遠いようです。
次こそは40㎝クラスを上げてやると心に決め、また行ける日を楽しみに帰りました。
平山さんお世話になりました!
またいつか一緒に釣りに行きたいです!