ここ数日温かい日々が続いており、磯の方も1月7日より釣れ始めた大分県南部深島の寒グロも依然とっして釣れ続いていて、連日クーラー満タンの釣り人でにぎわっているようです。 そこで先週に続き、大分県南部深島へ釣行しました。今回も平日のため単独釣行ですが、北九州、福岡方面からの釣り客が数名竿を出しているソーノハエに瀬上がりすることにしました。
ここは正月釣友と竿を出した瀬ですが、今回は深島港側に瀬上がりです。先週くらいから口太の食いが立っているポイントで、先客のクーラーはすでに7分目ほどグレでうまっています。このままいけば昼で帰られそうな感じ…とその時船長より宮崎側のお客が昼で帰るからそちらにとの連絡が入りました。 昼の見回りでその釣り座に移動し、先客が帰られて今回も爆釣かと一人ニヤけてマキエの準備です。オキアミ生2角、ジャンボアミ1角、パン粉2㌔をよく混ぜて準備完了。
仕掛けは下記の通りです。 竿 1.5号、5.3m、リール 3000番、ライン キザクラ全層フリーダムセミフロート1.75号、ハリス 全層ハリスト1.75号、ウキ IDR PROⅡP-J3イエロー ハリ 全層激掛グレ4号。ウキの下からプラヨージで固定、ウキ下は2ヒロとしました。 前方八幡宮との水道を最高の潮が宮崎県方向へ通しています。先客もこの潮でかなりの釣果を上げられたようです。今回も釣りまくるぞーと釣り開始。 水道よりにマキエを打ち仕掛けを投入します。ウキは潮に引かれ西へ流れていきます。ラインを張り気味にしてツケエを運んでいくとウキが消し込まれました。合わせれば竿がグーンと曲がり、タモに収めたのは800g程の丸々口太でした。これを機に同サイズが入れ食いになります。仕掛けを入れ数メートル流れたところでウキが消し込まれるというパターンです。 今回もクーラーが足りないなと思っていたとき、水道からの流れの先になにか大型魚が跳ねました。良く見ていると、いきなりイルカがジャンプしました。それからものすごい数の群れが目の前を通り過ぎていきます。結局、これで本日の釣りは終了となりました。
夜の水イカ狙いに期待してしばしの休息です。夕方仕掛けの準備をします。ラインを2号に替え、ウキはNFbasicLをセット。ハリは自作跳ね上げ式、ハリス分1ヒロ全層仕掛けで生きアジを背かけで船着けより竿を出します。 アジは流れに乗り左方向へ。数メート流れたところでウキが海中深く入り、頃合を見計らってゆっくり仕掛けを巻けばイカの引きが伝わります。送ったり巻いたりでようやくタモに収めたのはキロ少しの水イカでした。早々にシメてクーラーに入れます。 北からの風が強まる22時まで全部で1㌔~700gを7ハイ上げ、遅い夕食を取り明日に期待して休みました。
翌日潮が通し始めたのが10時過ぎ。しかし手前ではツケエに変化はありません。そこでハリスを2ヒロ半として水道の流れを直接狙い、多めのマキエを打ち流します。 その3投目、いきなりの竿引きでキロクラスの口太を取り込みました。それから同じ釣り方で良型を数匹キープしました。 15時過ぎ、ようやく1.5㌔ほどの尾長を仕留めてクーラー満タンとなり、本日の釣りを終了としました。 今回は日頃の釣りではなく、潮に仕掛けを乗せ全層でかなり沖めを狙う釣りでようやくなんとかグレの顔が見れた釣りでした。イルカのショーにはガックリでしたが、お土産の水イカはうれしい獲物でした。 今から5月のイサキのシーズンまでは楽しめるここ深島のグレです。 瀬渡し船は蒲江町より正福丸。竹田敏夫船長、貴彦若船長が乗合一人6千円で渡してくれま す。