皆さんこんにちはウキのキザクラ新入社員の池田龍也です。
5月の25日に今年入社の新人を連れフカセ釣りの研修に行ってまいりました!
今日学ぶのはもちろん『全層フカセ釣り』です。
メンバーは経験者と初心者が半々。
私は結構経験があるので、経験者組に入りました。
少し風が吹いていましたが天気は良く、潮は午後18時半ごろが満潮。
釣り場についた時には潮が下がりきっていて後半戦に期待といった状況でした。
それでは準備を始めていきます!
釣り場につき、まず1番先にライフジャケット、またはフローティングベストを装着しましょう。
自分の安全を確保します。
次に準備するのは玉網(タモ)です。
準備をしていてふと海に物を落とした時にそばに玉網があると安心して掬えます。
続いて撒きエサを準備します。
先に水汲みバケツで海水を汲んでおきましょう。
手洗いがスムーズにできます。
さて、バッカンと呼ばれる専用の容器にオキアミを入れ集魚剤を少しずつ足しながら混ぜていきます。
大体まとまってきたら先ほどの海水を入れしっかりと練りこんでいきます。
この時撒きエサの水分が多すぎるシャクで投げるときにうまく飛ばせません。
逆に水分が少なすぎると投げるときにばらけてしまします。
釣り場が向かい風が吹いてる状況だと風にあおられ自分や周りの釣り客の方々に撒きエサがかかってしまいます。
迷惑をかけないためにもしっかり練りこみましょう!
撒きエサの準備が終わり、仕掛けを作っていくのですがとりかかる前に10~20回ほど狙うポイントに投げておきましょう。仕掛けを作っている間に魚を寄せておきます。
それでは仕掛けの方に入っていきます。
まず、リールについている糸を竿についたガイドと呼ばれる輪に通していきます。この時1つでもガイドに通していなかったら後々大変なことになるのでしっかり全部通しておきましょう。
糸が通し終わったら竿を伸ばすのではなく仕掛けの方に入っていきます。糸を通した段階だとストッパーがないのでせっかく通した糸がガイドから外れてしまいます。仕掛けを作りそれをストッパーにすることでスムーズに竿を伸ばすことができます。
今日は全層仕掛けなので最初にメインの全層水平ウキを通します。途中で糸が止まる半遊動の仕掛けだったらウキ止めとシモリ玉をつけたりします。ウキの下にはウキ止めクッションをつけます。下の糸とウキが絡まないようにするためですね。
続いてスイベル(サルカン、ヨリモドシ)をつけるのですができるだけ自然に仕掛けを流したいので今回は使用しませんでした。ほんのちょっとのスイベルの自重で仕掛けが傾いてしまうからです。
次にハリスと呼ばれる釣り針を結ぶ糸です。フロロカーボンの1号から1.75号を使用しました。長さは1ヒロから1ヒロ半(大体釣り竿の半分程度)取ります。スイベルを使用しなかったので道糸と直接結びました。
最後に糸の先端に釣り針を結びます。使用する釣り針はチヌ針の1~3号です。内掛け結びといわれるやり方で結んでいきます。仕掛け図はこんな感じです。
さぁ!仕掛けができました!あとは本命を釣るだけです!
付けエサはオキアミを使用しました。軽く前にキャストして潮に仕掛けをなじませていきます。撒き餌も怠らず撒いていきます。
やはり魚からのアタリがウキには出ないのでうまく分からずエサだけが取られていきます。ここで仕掛けを魚がいるところまで早く沈むように、ガン玉(ジンタン)を打ちました。これで先ほどよりもアタリが分かりやすくなりました。あとは先ほどと同じ様にゆっくりなじませていきます。すると…
「掛かった!!」
同期の尾方君にヒットです!
竿がグングンと曲がり魚が首を振っているのが分かります。そこまでサイズは大きくないようです。ゆっくりと引き寄せ、姿を現したのは…
キチヌ、キビレとも呼ばれる魚です。体長は20センチほど、本命とはちょっと違いますが、ナイスフィッシュです!
魚がいるとわかりその場にいたみんなの士気が上がりました!
時は過ぎていき、納竿です。私こと池田はなにも釣れず経験者組として恥ずかしい結果になりました泣。次来たときは大物バンバン釣れるくらいに腕磨いてきますからね!!
そして釣って帰るだけが釣りではありません。当日向かった釣り場ではゴミや釣り具の投棄に苦情が出ているそうです…
釣り場ではマナーを守ることはもちろんですが、環境を大事にして釣り人だけではない周りの人まで笑顔が絶えない釣りができるように皆さんの協力が必要です。
来た時よりも釣り場をきれいにしましょう!ひとりひとりの意識が大事です。
このご時世でコロナの影響も収まってきていますが、まだ安心はできません。
私は自分自身、皆さん自身の笑顔が続く釣りをこれから広めていきたいと思います!
皆様もどうかこれからのいろんな釣りを楽しまれてください!