令和元年。これからも平和な日本でありますようにと願いながら、令和の初釣りにホームグラウンドの大分県南部深島へ蒲江町より正福丸で行きました。敏夫船長の話では連休後からウネリが入り10日ほど船が出ていず、昨日からの出港とのことで我々は5月23、24日の瀬泊り釣行です。
釣り人は我々を入れて3組。朝7時前の見回り船で沖に出ると、まだかなりウネリが残っています。そこで比較的波に強い深島港のソーノハエに瀬上がりし、先客に釣果を聞けば”ウネリにより前方の八幡宮を超えてくるサラシでポイントは真っ白で非常に釣にくい。だけどサラシの消えたところでポツポツグレが上がる”とのこと。
しばらく見学していましたが、西のハナのポイントは一面サラシで厳しい状況です。我々は明日の竿出しなので高場にテントを張り一休みです。先客はそんな状況でも口太800gクラスを10枚ほどクーラーに収めて帰られました。
早々、釣り座に立ったものの一面のサラシでマキエが効きません。そこで夕まずめは竿を出さず、明日へ期待することにしました。
さて、翌日ポイントに立ったのが6時過ぎ、本日の仕掛けは1.5号5.3mの竿に、道糸は全層フリーダムセミフロート2号、ハリスは全層ハリスト1.75号2ヒロ、針は全層激掛グレ6号、マキエはオキアミ生2角、ジャンボアミ1角、パン粉2㌔をよく混ぜて準備OK。
時折八幡宮の沈み方向より大きなサラシで一面アワとなりますが、昨日よりはサラシの切れ間が多いようで、サラシの切れ間にマキエを続けたのちにいよいよ第一投です。
宮崎県方面へ潮が流れていくとすぐに竿引きのアタリ。まあまあの引きでタモに収めたのはキロ近い尾長です。さらに同サイズを数匹ずつ追加したところでサラシが大きくなったようで一休みです。
しばらくして波も落ち着いたようで釣り開始。早々、竿を曲げたのは800gほどの口太でした。同じパターンで狙い続けますがアタリがなくツケエが取られるようになりました。
そこでプラヨージでウキを固定し、ウキ下2ヒロとした途端にウキが消し込まれ、キロクラスの口太を釣り上げました。それからほとんど入れ食い状態でしたが、潮が止まるとアタリもピタリと止まりました。
やがて再び潮が通し始めると、いきなりの竿引きで上がったのは良型のイサキでした。それからマキエを多めに入れてイサキを7枚ほど追加し口太のキロオーバーを2枚クーラーに入れたところでクーラーが満タンとなり納竿しました。
さて、今回は、途中全層仕掛けをプラヨージで固定、ウキ下を2ヒロの固定としたことでかなりの口太をキープすることができました、次回は全層仕掛けでイサキの入れ食いを味わってみたいと思います。*ウキはIDR PROⅡ P-J3 イエローでした。
渡船は蒲江町より正福丸、竹田 敏夫船長、貴彦若船長が一人6000円で渡してくれます。
また底物狙いも好調で2~3㌔クラスが一人で2~3枚、釣られる方は6~7枚の釣果です。