前回に引き続き、愛媛県愛南町の由良半島へグレ狙いで釣行しました。
いつもお世話になっている、松田渡船さんに乗り込み、船についている水温計を見ると20℃台に下がっており、前回(一週間前)より3度ほど低下しておりました。気になるエサ取りも、足元にはたくさんいますが、沖のほうまではあまり出ていかない様子でしたので、エサ取り対策用の撒き餌を足元に入れ、本命の撒き餌は沖の潮筋へ撒くことで、何とか分断できました。相変わらず、小型のグレの活性は高いようですが、今回は少しサイズアップして、30cm台のグレになっておりました。
朝から、コンスタントに30~35cmの口太グレは釣れており、リリースを繰り返しながら40cmオーバーを狙っていました。すると、潮替わり頃に、一回り型の良いグレが見え始め、何とかかけることに成功しましたが、口太にしては鋭い突っ込みと何度もしめ込むので、40cm後半かと期待して慎重に浮かせると、茶色い魚影が・・・。尾長グレだと確認して、素早くタモ入れに成功。
その後も、ポツリポツリと、尾長らしきあたりがあり、チモト切れもありましたが、45cmほどの尾長グレもつれました。
水温が、一気に下がったこともあり、アタリは渋いものも多く、全層釣法で、違和感なく食わせることができたことが、アタリを拾えたのだと思います。また、潮筋をしっかりと捉えてポイントを流れてくれる新製品の17’GTRも今回の釣果に貢献してくれていました。
棚が浅くなってきたときは、パンサーを使い、ハリスを短めにとって、なじみを早くして小さなあたりを拾うこともできました。
これから、水温が安定してくると、本格的な寒グレシーズンを楽しむことができると思います。宇和海の各磯でも、グレの釣果が聞かれ始めましたので、皆様も、尾長グレに、良型口太グレを狙って、釣行してみてください。バチバチと手元にくるアタリを体感して楽しんでください。