フィールドモニター 中村圭介
12月某日、和歌山県那智勝浦にて「ダイワグレマスターズスタイル2021」Aブロック大会に参戦して参りました!
各予選会を勝ち上がった24名が決勝の舞台「鹿児島県甑島」への切符をかけて競い合います。
そして、なんとこの日は…
鵜澤マイスターが競技委員長として来られており、
キザクラ勢としてもなんとか結果を残したい…
競技規定は、前半90分、磯替わりして、後半90分。
グレ10枚の規定寸法は25cm以上というルール。
この日はウネリが残っており、全員湾内磯に上がることとなりました。
この時期の勝浦の湾内磯では…
・型が小さいサイズが多い
・規定枚数を揃えるのが難しい
と、シビアな釣りが予測されていました。
くじ引きで引いた番号は「10番」
前半戦上がった磯は「カベ」という磯。
私も勝浦には何度も来ておりますが、初めて上がる磯です。
初めての場所で状況も分からないですが・・・
①とにかく数を釣る
②型を狙う
この2つを意識して釣りを展開します。
タックル↓
ロッド: 磯竿1.2号
リール:LB付リール3000番
ライン:1.5号
ハリス:1.2~1.5号
針 :3〜6号
小物 : ガンタッチJ5、J6
今回のタックルも長年愛用し、使い込んできたD-Flatzシリーズをチョイス。
ウキの形状、水中での安定性、そして遠投性能も高いこのシリーズはトーナメントシーンにおても抜群に使いやすいウキです。
今回は状況変化にすぐさま対応できるよう、なるほどウキ止めにてすぐに全層⇄半誘導の切り替えができるようにセッティングし、細かい調整をワンタッチで切り替えられる、ガンタッチやジンタン等で沈下速度、フォールを調整。
試合開始!スタートするもなかなか反応がない…
1時間程経過し…「マズイ」と思いながら、対戦相手の方がようやく一枚!
グレがいることがわかったので遠投、棚、撒き餌とのタイミング、針、ハリス等々を試行錯誤し、ようやく一枚!「遠投、深棚」でヒット。
餌取りは少なく…ウキをかなりしもらせてアタリが小さく出るか、出ないかという状況でかなり繊細。。。
浮力を殺し、入っていく潮に乗せて引き戻したり、入れ込んだり、半誘導、全層…ありとあらゆることを試して…2匹をゲット!型は全て30オーバーなので…型狙いにシフトして後半戦。。。
後半戦は少し活性があがり、遠投、際…ぽつぽつと拾い、6枚ゲット!で終了!
型揃いで重量的には良いが、まだまだ油断出来ずリミットまで追加するべく、後半戦に突入!
後半戦は「ラクダ」ここはもう…何をしても全くダメで…そのままタイムアップに。
リミットいってないのが不安ではありましたが…全体的に厳しかったようで、8匹4,206gで1位で決勝進出することができました!!
そして2位にもキザクラスタッフの吉田さん!!
1位、2位とキザクラ勢で占めることができました!
シビアな状況ではありましたが、ウキの性能にも助けられ、繊細なアタリを捉えることができました。
鵜澤さんにも嬉しいお言葉を頂き、最後に記念撮影!
私の釣りを支えてくれる信頼のキザクラウキと共に、この勢いで来年1月の決勝大会も頑張ります!