6/20・21日に大分県南の水の子灯台へ釣行しました。
同行したのは、大分銀ワサ會の炭本さん、渡邉さん。そして、春日荒磯の毛利さんの計4名です。
午後11時過ぎに丹賀港を出港し、1時間ほどで水の子灯台へ到着。荷物を高台に運んだら、大まかな釣り座を決めます。ビギナーの私は足場の良い船着けに入らせてもらうことになりました。夜明けとともに釣りができるよう手早くタックル・エサの準備を進めます。
私の仕掛けは、道糸ナイロン22号に、瀬ズレ無し・石師魂の宙釣りゴムテンビンに真空オモリの15号をセットして石師魂のワイヤー仕掛け#44-15号です。
支度を終えると、カラス貝を粗わりにして各々のポイントへマキエを入れ、好釣果に胸を高鳴らせながら仮眠しました。
午前4時半過ぎ、東の空がぼんやりと白んできた頃に目覚めると、軽く食事を取って釣り開始です。
最初のエサはサザエを選択。硬い足の部分をカットし2個掛けにしてエサホルダーをセットし、カウンター15の地点へ仕掛けを入れます。前日のマキエ効果か、1投目からガツガツとエサを突いてきます。他の釣り座も同様に魚の反応があるようです。
すると間もなく、ヒナダンに釣り座を構えていた炭本さんがアタリを捉え、50㎝オーバーの七本縞をキャッチ。立て続けに隣の渡邉さんにも同サイズの本イシがヒット。時合い到来と色めき立ちますが、私はなかなか後に続くことができません。カウンター17~19前後まで仕掛けを入れてみたらとのアドバイスをもらい、仕掛けの落ち着く17.5の地点に狙いを定めました。
すると直後、手持ちで構えた竿先をグイッと引っ張り込むアタリがありました。魚の動きに合わせて送り込むと、一気に走り出します。思いっきり合わせを入れ、リールを全力で巻き取りました。海面に姿を現したのは2キロほどの本イシです。ここで魚の思わぬ反撃にあい、のされそうになりながらもなんとか堪えて勝負あり。
その後、回収前に毛利さんも本イシをキャッチして全員安打達成です。特に炭本さんはロクマル級を筆頭に4枚の釣果でした。帰港後、自宅でサイズを測ってみると自己記録に並ぶ49センチでガッツポーズ。
石師魂のワイヤー仕掛け+エサホルダーの組み合わせでまたしても釣果に恵まれることができました。また、今回初めて使用した宙釣りゴムテンビンは、宙釣り仕掛けにもテンビン仕掛けにも即座に変更でき、潮やポイントの海底状況に合わせた仕掛けチョイスが可能になります。
特に私のようなズボラな釣り人には、仕掛け変更の手間が少ないのは非常にありがたいです。
イシダイ釣りは1日の中のワンチャンスを逃さないことが大事です。魚へのアピール、食い込み、仕掛けの操作性等、万全の備えをして、これからも集中の釣りを心掛けたいです。
※使用渡船 丹賀浦港 海翔丸 TEL:080-6426-5976
レポート 三浦 学