昨年のグレシーズンは納得いく釣果に巡り合うことなく、おまけに釣行時の悪天候に泣かされました。
さて、今年は年明けより各釣り場でそこそこのグレの釣果が出始めたと蒲江町正福丸の貴彦船長より連絡があり、早々1月末の日曜日深島に瀬泊釣行しました。
朝の見回り船には18名ほどの釣り人、私は友人がすでに竿を出しているお沖磯ツバクロに釣友と瀬上がりしました。
釣果を聞けば前日から潮の流れが悪くおまけにイルカがわいたとの話に少々気落ちしたものの我々は明日の竿出し潮も良くなるだろうとすでに入れ食いしたような釣り談義となりました。
その日は潮流もいまいちで僅かに通せばぽつぽつと800gほどのグレ500gほどのイサキが竿を曲げる程度で先客二人は帰られました。
時間は16時を過ぎ、夕まずめを狙いたかったが釣り座へ正面からの強風に負け竿を出すことなく終了…
翌朝に期待して早めの夕食を済ませ表で水イカを狙い500gほどの小型を2杯上げたところで早めにテントに入る。
明けて翌日かなり早めの見回り船で明日釣りの客が二名瀬上がり、こちらもよく釣り場で顔を見かける方全員で荷物を高場にあげる。
夜も明け朝日も顔を出した。
8時過ぎ釣り場に立つ、今日の仕掛けは1.5号、5.4mの竿に3000番のリールに全層セミフロート1.75号
ハリス 全層ハリスト1.5号を2.5ヒロ
針 全層激掛グレ3号
ヨリモドシの下にカラ-ガン太君G3をセット
ウキはIDR DearG CORESSA
ウキ下竿1本からの全層仕掛けで準備完了。
この時点で風はほとんどない、一投目潮は深島本島方向に流れている。
ツバクロ最高の潮が通している。
二投目を入れマキエをウキの回りに4か所ほど入れ数メートル流れた所で、一気にウキが消し込み、グーンと竿に重さが乗る。
ゆっくりと水面に浮いてきたのはイサキ。
タモに収めれば500gほど。
さっそく締めて海水を張ったバッカンへ入れる。
釣友も同サイズをタモに入れている。
ここのイサキはマキエが入っているからか冬でも油がよく乗っている。
しかし今日は食いが浅いのかウキが入っても針に乗らない。
それでもなんとか各自6~7枚のイサキを上げるがまだグレの当たりは出ない。
本来この流れならグレが当たってもいいはずなのだが、2時間ほどぽつぽつとイサキを上げたところでようやく本命のグレがヒット。
サイズは700gほどだが嬉しい一匹。
その後入れ食いになるはずが潮がピタリと止まり付け餌に変化ないまま1時間、2時間、と時間だけが過ぎたころ、深島本島との水道に物凄い数のイルカが現れギブアップ。
しばらくイルカをみていたがあきらめて食事。
その後イルカは沖に泳いでいったが今度は北西の強風が釣り座正面から吹き付けマキエも打てずしばらくまったものの強風は収まることなくさらに強まり次回に期待して早めの納竿としました。
さて、これからいよいよ寒グレ本番となる深島。
グレ、イサキ、シーズン突入です。