石鯛釣も忙しい季節ですが、梅雨グレの季節になってきましたので、由良半島で梅雨グレ、イサキを狙っての釣行をしてまいりました。
今回は、久し振りの磯釣り釣行をする方も交えた釣りになりましたので、グレの魚影が濃い場所を選んでみようと、私がいつもお世話になっている由良半島の「松田渡船」さんにお願いしました。
今年はグレの喰いがまだ今一つ、イサキも数が釣れていないとの事で、ほかの釣り客は少な目。運良く由良半島の名礁である沖釣へ上がることができました。
平日と言うこともあってか、ほかの船も釣り人は少なく、沖釣1~4番が貸切状態でした。
4人での釣行でしたので、贅沢に一人ずつ分かれて各々準備開始です。
ウキはキザクラ17’GTRやi-styleマルカート、R-NEXなどを用意して準備万端。
半遊動の仕掛けで始める方もいれば、全層釣法で探っていく方もおられ、釣り方は様々でしたが、しばらく釣りをしていると足元に見え始めた大型尾長グレが気になります。
みなさん集中力が上がり無言で狙いはじめますが、連日のように釣り人が入っている沖釣りの尾長グレは手ごわく、なかなか口を使ってくれません。
潮返しのタイミングで潮が緩くなり流れの向きが変わると時折サシエを口にしては仕掛けを飛ばされるケースが出てきました。ハリスも、みなさん3号で挑んでいるのですがなかなか走りを止められません。
何とか取り込んでみると、キツ(イスズミ)です。なぜかキツは良型でも取れます・・・
尾長グレはというと、かけるものの足元に突っ込まれたり、シモリにつこっまれたりと、なかなか取り込みやすいところでは食ってくれません。
足元で乱舞している良型尾長グレを見ていると「何とか取り込んでやろう」と
集中して頑張ってはいるのですが、タモに収まることはありませんでした。
私は、沖釣1番から全層で仕掛けを流し込んでいき、何とかイサキをGET。
その後さらに流していくと、潮を捉えて流れてくれていたR-NEXのおかげで、撒き餌の筋から外れずしっかりと流れていたこともあり小型ながら真鯛もGET。
最後に、もう一度足元の尾長グレに挑んだものの、釣れたのは小型でした。
久し振りの釣行をされた方も、めったに乱舞する尾長グレのタイミングにあたらないのに、たまたま出くわしたことで、満足していただきました。
これをきっかけにタックルも尾長用に新調しようかと考えていただけるなど、楽しんでもらえたかと思います。。
これから、グレ、イサキ共にもう少しよくなると思います。
尾長グレは、タイミング次第かと思いますが、60cmオーバーも狙えます。
皆様も、全層釣法で、バチバチ体感をしてみてください。
宇田