11月8日(金)中潮 干潮9時33分
台風23号の影響で、宮崎、鹿児島の太平洋側は、シケで渡船はアウトです。なので近場の宮崎の地磯へ行くことにしました。
この地磯は、普段水深もなく石鯛なんか釣れそうにない場所ですが、波がある時に石鯛がエサを食べに入ってくるポイントだと思われます。それと正面に瀬があるので、波あってもなんとか釣りができるポイントです。
干潮時間を狙って潮位を確認しながら干潮の2時間前7時半くらいから釣り開始です。仕掛けは、道糸ナイロン18号に、ナマリ30号、石師魂の遠投ゴムテンビンと♯45ワイヤー、ハリ15号、長さ50センチ、エサホルダー付きです。
波があるので波の様子を見ながら50メートル程投げ前に見えている瀬のキワを狙います。エサは、ヤドカリと磯ガニをローテーションしながらポイントを探っていきます。エサ取りの反応は、良さそうです。途中本命石鯛らしいアタリもあり期待できます。
数投目、今までと違う竿を押さえるアタリが出ました。ジワジワ押さえて一気に押さえ込まれました。竿を持ち渾身のアワセを入れて、50メートル先の石鯛とのやり取り開始!
とても力強い引きで左側にある沈み瀬に向かって走って行きますが、こちらも竿を操作して強引に自分の方を向かせて一気にリールを巻き上げます。このやり取りがとてもスリリングで楽しい!磯の形状と波を利用して石鯛をズリ上げました。
波がくるので、素早く波が来ない所へ移動して勝負あり!宮崎の地磯では、良型サイズ!小さくガッツポーズ!ハリは、バッチリとジゴクをとらえていました。急いでストリンガーにつないでタイドプールへ。
次を狙って、波の様子を見ながら同ポイントの50メートルラインへ投入しま。今度は、カニエサでジンワリと竿を押さえ始めました。
少し待つと一気に突っ込んで行き、1枚目同様で左側の沈み瀬に向かって走っています。これも強引に竿を操作して自分の方を向かせて一気にリールを巻き上げます。波を利用して石鯛をズリ上げました。
1枚目よりサイズはダウンしましたが、とても元気な引きで楽しませてくれました。エサホルダーのアピールがあったのか、魚は勢いよくハリを飲み込んでいました。
3枚目を狙って同ポイントを探りますが、潮の折り返し時間に入ってエサ取りの活性が下がりました。それに波が少しずつ高くなってきたこともあって納竿としました。
宮崎の地磯で、短時間に2枚の本石をゲットは上々で、さらに石師魂の威力を実感できて満足な釣行となりました。
(石鯛正道塾)