第37回シマノジャパンカップグレ全国決勝大会が、11月25日〜26日に五島列島福江島で開催されました。
今回、幸運にも優勝する事が出来ましたので、釣り方をレポートします。
1試合目は庖丁島の磯。
ウキはアブソリュート00号にハリス1,5号を2ヒロ半。
ノーガンからスタートして4投してツケエが残って来る状況。
早い流れで仕掛けが馴染んでいないと判断、ガン玉6号を直結下に1個打ってやると、すぐに足裏サイズのオナガがヒット。
このパターンで5枚揃えて釣座交代。
後半は型狙いに徹します。
同じ仕掛けで沖の潮目ヘ遠投。
潮は緩くなり、ツケエが竿1本半弱まで入ったところで良型口太を取り込み、入れ替え成功しました。
2試合目は手代の地の奥。
前半は足元のサラシと沖の流れとがぶつかる潮目が比較的手前にあったため、Dフラッツ53P−02で釣り開始。
開始からヒットするのはイサキばかり。
少し深く入り過ぎと判断して、ブレーキをかけながら入れ込むと良型口太。
後半はウキをアブソリュート00にチェンジし、思いっ切り遠投。
相変わらずイサキが多いですが、浅く釣るとクロも釣れません。
マキエと仕掛けのタイミングを変えてみます。
先打ちマキエを入れ、ハリにエサを刺し、もう一度先打ちマキエを入れ、仕掛け投入。
そして後打ちマキエを入れるパターンで、面白いように良型口太がヒットして入れ替え成功。
3試合目は平瀬の地。
ウキはアブソリュート00号、ハリス1.7号2ヒロ半のノーガン仕掛け。
竿3本先の潮目を狙います。
こちらでもイサキが多いので、
第2戦と同じように先打ちマキエをしっかり効かせ、クロの密度が濃くなってからツケエが落ちて来るようにすると本命が連発。
後半は平瀬よりに釣座移動。
クロの活性が上がり、毎回のように当たって来ます。
サイズアップを狙ってマキエと仕掛けの投入点をずらし、竿1本強のタナど同調をイメージすると良型口太がヒットしました。
4試合目は手代のハナレ。
アブソリュート00号にハリス1.5号2ヒロ半でスタート。
エサが残りっぱなしなのでガン玉6号を直結下に1つ打ち、先程より深く探るとクロを2枚キープ。
後半は先端側へ。
一度ノーガン仕掛けに戻しリセットする。
足裏サイズを5枚揃えた頃、左沖へとしっかりと流れ出したのでガン玉6号を直結下に1つ打ち、沖の潮目ヘ今までより1ヒロ〜1ヒロ半程深目のタナを探ると良型口太と良型オナガが当たってくれ、入れ替え成功となりました。
決勝は屋根尾の長瀬。
前半は瀬の中央部から。
ウキはアブソリュート00号。
ハリスは1.7号のノーガン仕掛け。
釣り開始から遠投で攻めるが、右への流れで、すぐに境界線の方ヘ。
相変わらず境界線ヘの流れが強いので、しばらくして沖は諦め、手前のみを攻める。
コッパサイズでしたが、とりあえず5枚揃えて場所交代したいと思っていたので、前半戦はこれで納得。
後半は先端部で。
ウキはアブソリュート00に、ハリス1.7号2ヒロ半、ガン玉6号を直結下に1個。
左沖に巻き込みながら流れ、こちらも流し過ぎると境界線ヘ。
しばらくすると流れが一瞬止まったタイミングがありました。
サザエ島側に思いっ切り遠投してやると良型ヒット。
しかしこの魚はチモト切れでバラシ。
この魚がヒントになり、次も同じように大遠投。
また流れ始めた左流れに外側から乗せるてやると、ラインをひったくる当たり。
ゆっくりやり取りして取り込んだのはサイズアップのオナガでした。
今回の決勝大会ではアブソリュート00をメインに使いました。
ハリス2ヒロ半が馴染むか、潮目に入るとウキはシモリ始めます。
ウキが目視出来る時は、ウキで当たりを取り、見えない時はラインで当たりを取ります。
重すぎず、軽すぎず、視認性も良くバランスの取れたウキだと思います。
皆さんも是非使ってみてくださいね。
そして大会出場に当たって応援してくれた皆さん、
また優勝が決まってお祝のメッセージを送ってくれた皆さん、
本当にありがとうございます。
感謝します。
また次の目標達成に向けて、フカセ釣りを楽しんで行けたらと思っています。