1月22日 クラブキザクラ広島の第52回の定例会を広島湾の宇品白灯台で開催しました。
2023年1発目の定例会ということで、メンバーと新年のあいさつを交わしながら情報共有を交わします。
新しく入会された矢田さん、増田さんを含む27名でチヌ2匹の長寸、真鯛1匹の長寸を競います。
クジ引きを済ませ、菅野渡船さんにお世話になり白灯台へ向かいます。メンバー横並び10m間隔で釣り座を構え、私が入った場所は波止の中央付近でした。
近い距離で釣りができるので、メンバー同士情報共有したり、雑談ができるのも波止釣りの魅力です。
さて、6時40分いよいよ釣り開始です。
まずは波止の内向きで釣りを始めました。
潮はゆっくりの左流れ。
朝イチ、波止際に居付くプレッシャーのかかっていないチヌを狙うイメージで、まずは黒魂acceleの00から。
落とし鉛G5×2 、ハリス中央にG5×1 、チヌ針1号で開始します。
エサのローテーションを行いながら、ほぼ竿下付近を丹念に探っていきます。
すると、竿を押さえ込むアタリが!
上がってきたのは35センチの真鯛でした。
他のメンバーもポロポロと竿を曲げますが、どうやら真鯛のようです。
そんな中、隣で波止際を狙っていた谷口君が大きく竿を曲げます!
上がってきたのは本命のチヌ!お見事です。
隣の美之口さんは棒ウキを使った仕掛けで狙っておられましたが、黒魂シリーズの円錐ウキに替られ本命を釣られました。
この波止は満潮が近づくと低い場所は水没してしまう為、高場に上がり9時頃にはほとんどのメンバーが外向きで釣りを開始。
私は、高場から引き続き内向きでの釣りを続けます。
ここでウキを黒魂acceleからDETに変更.
落とし鉛にB〜2Bをセット。20メートル程沖から手前に誘いを入れながら狙ってみます。
1度着底した仕掛けをリフトフォールするイメージで誘いを入れ仕掛けを送り込むと、竿引きのアタリが!
真鯛かと思う強烈なアタリでしたが、ようやく本命を釣ることができました。
その後、すぐにハリスをキンクする小さなアタリがあった為、今度はより感度の高いBS自立に変更。
仕掛けの張りを意識しながら、サシエのローテーションやマキエの位置とタイミング、仕掛けの投入点をずらしながら狙っていると、待望のアタリ!
かなりの重量感でなかなか浮かせる事ができません。
ようやく浮かせることに成功し見えた魚体はチヌの銀鱗ではなく、赤茶色の巨体…。
残念ながら、強烈なファイトを見せてくれたのは65㎝のコブ鯛でした。
そして納竿の13時を迎えました。
港に帰り、検寸が始まります。
全体的に低活性だったようですが、みなさん良く釣っておられた様子です。
〈チヌ2匹長寸〉
第1位 谷増晋吾さん 45.6/43.3/88.9
第2位 藤原健司さん 45.5/42.5/88.0
第3位 小野真嗣さん 45.0/41.9/86.9
第4位 中山慎太郎さん 44.3/40.7/85.0
第5位 中間祐司さん 42.5/36.6/79.1
〈チヌ1匹最長寸〉
谷増晋吾さん 45.6
〈真鯛1匹長寸〉
大窪康崇さん 46.6
閉会式では優勝の谷増さんからヒットパターンや攻略法を聞き、軽い仕掛けをフォールでチヌにアピールすることで好釣果に繋がる釣りをされたようです。
前週にも白灯台で現地調査され、その時のリベンジを上手く果たせたようでした。お見事です。
次回の定例会は3月に筏で行う予定としております。
次回もキザクラウキを駆使した楽しい釣りをメンバーで満喫したいと思います。
レポート 丸山真治