第55回 クラブキザクラ広島 定例会 7月2日 クラブキザクラ広島 第55回目の定例会を開催しました!
今回は波止大会ということで、草津の沖波止が会場となります。
梅雨空が続く中、この日はピンポイントで晴れ予報。天候には恵まれたものの、港は雨によるゴミが漂い、海の水も茶色く濁っていました。
さて、くじ引きを済ませ今回お世話になるせと丸様の船に乗り込みます。
港から沖波止までは目と鼻の先、5分も経たずに到着しました。
等間隔に釣り座を構え、私は波止の中央付近で竿を出します。
隣で釣り座を構える土井さん、大窪さんと雑談や情報交換をしながら仕掛けのセッティングを行います。
6:30 釣り開始早々から次々とメンバーの竿が曲がります。
それに続くように隣りの土井さん、大窪さんも幸先良くチヌを仕留められます。
大窪さんは連続で竿を曲げられ、2匹目はかなりの引き。
残念ながら足元のケーソンでラインブレイク。
私はまだ竿すら出しておらず完全に出遅れました(汗)
(本日の仕掛) 竿 チヌ竿 0.6号530 リール 2500番
道糸 全層インパルス 1.75 号 ハリス 黒魂ハリス1.75 号 ハリ 黒魂激掛チヌ 2〜3号
まず朝イチ、プレッシャーのかかっていないチヌを波止際で狙います。
選んだウキは黒魂accele(アクセル)0シブ。
水潮の影響もあり、ノーガンでも仕掛けが立つとじわじわとウキが沈んでいきます。
足元の水深が約10メートルだったので、竿2本分をゆっくり沈めていくとズシッとしたアタリ!
かなりの重量感がありましたが、残念ながらラインブレイク。
気を取り直して、同じイメージで仕掛けを落とすもアタリはありません。
総勢、18人の撒き餌で魚を分散させたのか、魚にプレッシャーがかかっているのか、その頃から他のメンバーもアタリが遠のき、竿が曲がるのも間隔も時々という感じになりました。
満潮を8時過ぎに迎え、下げ潮に変わると今度は当て潮に。 下げ潮になってからも全体的によく釣れてる様子でしたが、私はアタリのない時間が続きます。
他のメンバーの釣り方を見ると10〜20メートル沖から流してヒットさせている様子。
ここでウキをBS自立2Bに変更。
落とし鉛2Bをハリスの連結部にひとつ。 ハリスの真ん中付近にG5のガン玉を打ちました。
重たい仕掛けにすることで、手元のライン操作や糸ふけの置き方で沈下速度を制御する事ができます。
私は40〜50メートル遠投し、魚の反応を伺います。 BS自立は自重をうまく竿の胴に乗せるように振り込む事で、弓矢のように遠投が可能です。
9:10 待望のアタリ!
しかし、痛恨の針はずれ。
その後も遠投を繰り返し、9:40、10:20にようやく釣果を出すことができました。
どちらも40センチ程のキビレチヌでしたが、とりあえずひと安心です。
波止釣りということで、その後もメンバー同士、情報共有や雑談など、とても賑やかで楽しい大会となりました。
釣果も予想以上の好釣果で18人中16人が釣果ありという結果となりました。
13:30 納竿を迎え、港に帰り検寸が始まります。
今回は2匹の長寸で競います。
1位 中山慎太郎さん 93.0㎝
2位 米本和幸さん 90.1㎝
3位 宮永美孝さん 87.3㎝
4位 戸田学さん 87.3㎝
5位 高下公徳さん 86.1㎝
という結果になりました!
閉会式では優勝の中山君より、釣り方の説明をしてもらいました。
BS自立を使った全層の釣りで、波止際に潜む大型で警戒心の強いチヌに対し、自作の練り餌をローテーションに加え、針や練り餌のサイズ、刺し方などを工夫しヒットに結びつけていました!
流石の腕前です!
最後は参加メンバー全員で記念撮影!
次回は9月に筏での定例会を予定しております。
レポート 丸山