3月3日、第42回クラブキザクラ広島の定例会を安浦沖の磯で開催しました。
今回新しくメンバーに加わった、美之口さん、山口さんも参加し18人でチヌ2匹の長寸を競います。
呑舟丸様にお世話になり、1便が朝6:30に出港。2便のクジを引いた私は7時過ぎに出港し、釣り場に到着しました。
馬島の南側に面した磯で、5メートル程沖に藻が生え、その先からかけ下がりになっていました。
藻際を集中的に狙う為、まずは黒魂タイニーを使った半遊動仕掛けで攻める事に。
道糸は黒魂フロートラインDXの1,7号を使用。ホワイトカラーで見えやすく、海中の藻に道糸が絡むといったトラブルがありませんでした。
ゆっくりと藻際を流していくと、フグやメバルなどのエサ取りのアタリがあるものの、サシエはあまり取られないので、サシエのローテーションやウキ下、ガン玉の位置を変えながら攻めて行くと、タイニーを消し去る気持ちの良いアタリが!
あわせを入れ竿を立てると一気に沖へラインを取られそのままハリス切れ…。
おそらくコブ鯛のアタリだと思います。
気を取り直し、丹念に藻際を流していると、今度はタイニーのトップが軽く沈む程度の小さなアタリ…。
丁寧にやり取りを行い、本日初めての本命となりました!
タイニーの感度の良さが魚に違和感を与えずアタリを捕えてくれました!
しかし、潮が速くなるにつれて、タイニーでは藻の上に仕掛けが乗っかってしまった場合に仕掛けが流れず止まってしまうようになった為、黒魂DETを選択。
タイニーと比べて自重もあり、潮の中で力がある為少々藻の上に仕掛けが乗ってしまってもウキが引っ張り仕掛けを流してくれます。
ラインメンディングをしながら仕掛けに張りを待たせつつ流して行くと本命のアタリ!
2匹目は黒魂DETで仕留めました!
下げの潮が強くなるにつれてますます潮が速く流れるようになっていきます。そこで黒魂BS自立を選択。全長425mmあるスリムボディは速い潮の流れの中でも潮を切り、縦の釣りをする上で抜群の力を発揮してくれます。
しかも視認性も非常に良いので遠くに流れてもとても分かりやすくアタリをとることができます。
その後も釣れそうな潮が続く中、辛抱強く攻めるも残念ながら納竿時間となりました。
港に帰ると、苦戦しつつも試行錯誤しながら釣果に結びつけたメンバーが多くいました。
18人中12人が釣果有りという結果となり、栄えある2匹長寸での1位は松尾君の78.6㎝(BS自立)という結果に!2位は丸亀さんの77.9㎝、3位は水口会長の75.6㎝(17GTR)、1匹長寸賞は水口会長の41.6㎝という結果になりました。
今回、クラブとしては初のエリアでの釣行で寒の時期ならではの難しさはあったものの、楽しい釣りになったと思います。
次回は広島湾にて、乗っ込みシーズンのチヌを狙う予定です。