3月1日、クラブキザクラ広島第48回目の定例会を山口県笠戸島エリアで開催しました。
今大会は16名でチヌ3匹重量を競います。
その他にもチヌ1匹長寸、真鯛1匹長寸賞がありました。
栄勇丸様にお世話になり、朝5時半に居守漁港を出船!それぞれ各磯へ上がっていきます。
私は、松島明さんと笠戸島象の肩という場所へ上がりました。
潮通しが良さそうな場所で、潮流が波を立てながら流れているのを確認できます。
松島さんが船着きに、私が左の湾に向けてバッカンをセット。
初めての場所でよくするのですが、まずは高い場所に登り海の状況を確認します。この時期は特に、瀬やシモリの位置がどこにあるのかを把握するのが重要になります。
釣り座から左沖に大きな瀬が2つ、足元は底が見えない状態なので、そこそこの水深があり、いかにもチヌが居ついていそうな雰囲気。
潮は左沖から手前に寄せる速い流れであった為、黒魂DETのBを選択し、ハリスにBのガン玉を2つ、G5のガン玉を1つ打ち半遊動仕掛けで釣りを開始しました。
手前に寄せる潮なので、遠投して足元の深みで魚を食わせるイメージで仕掛けを流します。
黒魂DETは21gと重量があるので、重たいガン玉を打つ場合でもライントラブルが生じませんでした。
やがて潮が反対に流れ始め、右から左沖へ流れる潮に変わりました。
こうなると、朝一で確認した沈み瀬を意識した攻め方に変更できます。
撒き餌の位置と仕掛けの投入点、仕掛け投入のタイミングをずらしながら仕掛けを流すと、黒魂DETが気持ちよく海中に消し込まれます!!
なかなかの重量感を味わいながら慎重に取り込んだのはこの日1匹目の本命40センチでした!
その後も同じパターン、同じポイントでアタリを拾い2匹のチヌを追加。その他にも本命らしきアタリが2度ありましたが、残念ながらハリ外れとハリス切れでした。
10時、松島さんと雑談を交えながら釣り座を交代し、私は船着けへ移動。
釣りを始めます。目に見えるシモリはない為、足元のカベ際を丹念に探ってみますが、なかなかアタリがありません。しかも、先程の釣り座ではあまり気にならなかったエサ取りも多い様子。
苦戦する私とは反対に松島さんの勢いが止まりません!
丸々と肥えた良型を交えながら、次々と竿を曲げ釣果に結び付けられます。パターンを完璧に掴み取られた様子!さすがの腕前でした。
昼ご飯は丸山特製ゴマ豆乳鍋を松島さんと一緒に食べました。この時期に磯で食べる鍋は最高ですよ。
休憩を終えて、釣りを再開。その後も松島さんの勢いは止まらずチヌ5匹を釣られました!
私はなんとか1匹を追加し、4匹の釣果で納竿となりました!
さて、港に帰り検量が始まります。次々とチヌが検量に出され、数、型ともに良く出ており、この時期としては上々の釣果だったのではないでしょうか。
さて、検量の結果は以下の通りです!
チヌ3匹重量
1位 3.61キロ 松島エリカさん
2位 3.52キロ 松島明さん
3位 3.17キロ 大久保健二さん
チヌ最長寸
46.0センチ 松島明さん
真鯛賞
65.0センチ 水口宏さん
という結果になりました!
1位、2位を松島夫婦が独占される結果に、さすがです!!
真鯛賞は水口会長で、ぶっちぎりの65センチの良型真鯛!最近、釣りに出かけると毎回良型真鯛を釣っておられるそうです。
天候にも恵まれ、クラブのメンバーで最高の時間を過ごすことができました!
次回、49回大会は5月に波止で開催する予定です。
レポート 丸山真治