熊本県牛深で私が所属する九州真ぐれ会熊本支部大会に参加しました。
今回お世話になった石鯛丸の当番瀬が、地の平瀬から双子・ガン瀬周辺。私が降りたのは地の平瀬。当日の天気予報では、晴れ・波高1.5メートルの予報にもかかわらず、曇りで強風。夜が明ける前に仕掛けの準備に取り掛かった。
仕掛けの内容は、道糸キザクラ・フリーダムセミフロート1.5号、ハリス・ハリスト1.5号。ウキは、強風に強い20年ぶりにリニュアルした「17’GTR・M00号」をチョイス。
このウキは、先週の11月19日に開催されたキザクラ東九州大会でも使用し、強風でも道糸の操作し易く、潮受も優れ潮筋から外れずに、好釣果に恵まれたので、迷うことなく選択した。
朝一は、沖側の釣り座を選び、第一投目から小型ながらも25センチのキープサイズの地グロが当たってきた。今日は、爆釣かと思いきや、この一枚のみ。10時頃に石鯛丸が見回りに来たので、オコ瀬のハナレに移動。向かい風を避けるため突端を選択。
20メートルほど遠投し、ゆっくり沖向きに流れる潮に乗せていると、「17GTR-M-00号」がゆっくり沈み始め、ラインを張っていると竿引きの当たり。浮き上がってきたのは木端グレ。その後も状況に応じて、バランサーG8をウキに貼り浮力調整をしながら少しずつサイズアップし、25㎝~30㎝のキープサイズを5枚は揃えることが出来た。
夕まずめの時間帯になり風も少しおさまったので反対側に移動した。当たり潮と迎え風で釣り辛い状況だったが、30m先に仕掛けを投入。仕掛けが馴染むとウキがゆっくり沈み始め、ラインのフケを取りながら、張り気味で当たりを待った。5m手前で微妙にラインが走った瞬間、合わせ入れると大きく竿が弧を描いた。数回の締め込みに耐え、海面に現れたのは40㎝オーバーの地グロ。一発でタモに収め、メジャーで測ると41㎝の地グロ。
食い渋っていると判断し、より当たりを明確にするために、クッションストッパーを大から小、JクッションM-J5からS5号に変更。同ポイントを同じように攻めると、今度はラインが勢いよく走り、全層釣り特有の体感ショック。心地よい引きを堪能しながら同サイズをゲット。
その後もサイズダウンはしたが、入れ食いモードに突入し、回収時間に近づいたので、納竿とした。
今回の新商品17GTRは、ラインの張りを強くしても潮受けの効果が抜群の力を持っているため、狙った塩筋から外れないため、微妙な当たりも明確に取ることが出来る優れモノである。イメージ通りの釣りが出来、堪能しました。本日の釣果は、42㎝を筆頭に11枚でした。