6月11日、待望の第1子が生まれ、2週間が経過し赤ちゃんも落ち着いてきたので、奥さんから『釣りに行っていいよ』とお許しでたので28日(金)に上五島へ行きました。場所は高確率で良型尾長グレが出る、黒母瀬のマナイタ。
仕掛けは道糸・ハリス共に3号。潮流が緩いため、ウキはVdashマグナスST/0シブを使って、上層からゆっくり仕掛けを入れていきます。足元には大量のタカベが居ますが、沖には出て行かないので、ウキに直接マキエを被せて仕掛けを入れていきます。イメージとしては3~5mほど仕掛けを入れたいので、道糸を少し多めに出しながらも、タナボケしないよう途中で仕掛けを張りながら入れていきます。
数投目、緩い道糸が一気に張り、バチバチと指先がはじかれます。太仕掛けに物言わせ仕留めたのは46cmの口太グレ。幸先良いスタートで嬉しいです。
満潮を迎え、下げ潮が早く流れ出すと、仕掛けが入らなくなったため、ウキを0シブ→00に変更し、バランサーJ3位でウキの沈み加減を調整します。するとイサキが1~2投毎に釣れます。多分、仕掛けの入り過ぎですが楽しいのでそのまま。
しばらく遊んでいると、途中で吸い込む潮流があるようで、仕掛けが早く放出される所があります。バランサーを半分くらいカットし、吸い込む潮流でブレーキをかけ流れ入れていくと、突然、道糸がぶっ飛ぶ当たり。道糸・ハリス共2号に落としているので慎重にやり取りします。無事タモに収まったのは48cmの尾長グレ。その後、夕方3時過ぎまでに尾長グレ47cmを筆頭に多数の良型尾長・口太・イサキが釣れ、五島の海を堪能することが出来ました。
僕が考える、Vダッシュシリーズを始めとする水平ウキの最大の武器は、遠投して潮流に仕掛けを入れ込んで行けることにあると思います。これから夏を迎え、晩秋までエサ盗りがワンサカになります。これからの季節、水平ウキがさらに大活躍することと思います。
渡船:浜本釣りセンター
レポート:永松浩樹