片島で炎天下のフカセ釣り7/2【永松 浩樹】 - ウキのキザクラ

Field Report

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片島で炎天下のフカセ釣り7/2【永松 浩樹】

日時:令和6年7月6日  場所:長崎県佐世保市/片島-ワンド

渡船:三平丸

7月6日、梅雨の中休み、長崎県佐世保市の三平丸に久々に向かいました。

事前情報ではなかなか厳しいとのこと・・・。

5時30分、既に暑い中釣り開始です。

ウキはいつものFORTIS/00。

ZENSOH FORTIS (全層フォルティス)

バランサーを貼らずに1本くらいを流すイメージで攻めてみます。

マキエを足元に打つもグレの姿は全く見えず、ウキにマキエを直接被せてもエサが盗られません。

数投するもツケエがそのままなので、ウキを0シブに変えて、浅タナを意識して流します。

潮流に対し、仕掛けを張りすぎると流れから外れるし、緩くし過ぎると風に道糸が取られて流れから外れるうえ、仕掛けも余計に入ります。

私は潮流に合わせ、色んなパターンで仕掛けを張りますが、一番簡単なのはリールから一番初めのガイドまでの間に道糸に大きなたるみを作って、それが無くなれば1mほど再びたるみを作り、これを繰り返せば自然と仕掛けに張りが出来ます。

そんな感じで仕掛けを流していくと、竿先を軽く抑えるアタリ。

道糸を竿先から50cm程おくって仕掛け全体の張りを緩めると、いきなり道糸がぶっ飛びました。

仕留めたのは52cmの綺麗な真鯛。

 

ウキは沈んでいなかったので2ヒロ位のタナで喰ってきたと思います。

同パターンで65cmの真鯛を追加し気分上々。

しかし肝心のグレは釣り切れません…同礁のクラブ員2名も同じ。

あまりにアタリが無いので、大きなバランサーを貼って深タナに入れて流してみるけど、全くアタリがありません。

バランサーを少しカットして流すと小さなアタリ。

だけど乗ってきません。

バランサーをさらにカットし、針上30cmに付けたジンタンJ7を外し流していくと、ウキがゆっくり沈降し始めたその瞬間、道糸がぶっ飛ぶアタリ。

強烈なパワーで持っていきます。

しばらくのヤリトリで仕留めたのは81cmの大型真鯛。

すごく嬉しかったです。

回収では同クラブの尾口さんがガニ瀬本島で45cmほどのグレを釣り上げており、羨ましかったけど『今日だけは真鯛が良いかなぁ』なんて思いました。

梅雨が明ければ、待ちに待った大型尾長グレを求め、五島列島の秘境へ夜釣りに出掛けます。

皆様も夏の夜の磯には細心の注意しながらも、キザクラの電気ウキを持って、日頃お目にかかれない巨魚との出会いの旅に行かれては如何でしょうか。

 

 

使用タックル

  竿 :1.2号

 道糸 :全層フリーダムフロート 1.5号

全層フリーダム フロート

 ウキ :FORTIS 0シブ,00

ZENSOH FORTIS (全層フォルティス)

     クッション水中 S

クッション水中

     カラーKzスイベル #10

カラーKzスイベル

 ハリス:2号

  針 :5~7号