佐賀県松島でイサキ連発!【永松 浩樹】9/2 - ウキのキザクラ

Field Report

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佐賀県松島でイサキ連発!【永松 浩樹】9/2

日時:令和6年9月2日  場所:佐賀県唐津市呼子沖松島/音の鼻

渡船:マリンペガサス

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 台風10号で被災された方には謹んでお見舞い申し上げます。

私も小学校6年生の時にきた台風19号で自宅の屋根瓦がたくさん飛び、飛来物で壁に穴が開いたり、窓ガラスが割れたり、雨戸が吹き飛ぶなど大破し、さらに停電10日間。この時のトラウマで今も『台風が来る』となると滅茶苦茶ビビります。

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少し朝晩が涼しくなった9月2日、ホームグラウンドの佐賀県唐津市呼子沖磯に出掛けました。

加唐島と松島に唯一渡してくれるマリンペガサスで朝4時30分に出港し、松島【音の鼻】に上礁。

仕掛けはいつもの全層仕掛けでウキはFORTISです。

ZENSOH FORTIS (全層フォルティス)

マキエを足元に打つとアブッテカモ(スズメダイ)がたくさんいます。
とりあえず遠投してみて潮流を流してみます(潮流を流す釣りが大好き)。

仕掛けは回収時の抵抗が緩いからかほとんど入っていません。
ツケエも盗られていないので、マキエを先打ちし、その中に仕掛けを入れて流していくと、道糸がぶっ飛ぶアタリ。

竿を締め上げると良型イサキが上がってきました。
すると2投に1尾釣れます。

しかし9時を過ぎると急に喰いが悪くなりました。
足元にマキエを撒いてもグレが全く見えません。

ここで秘密兵器を試してみます。
先日、釣具屋さんに行った際、離島SPⅡという、すごく大きいウキが目に留まりました。

離島SPⅡ [リトウスペシャル2]

大きいだけでなく00で30gもある代物。

気分転換に離島SPⅡに替えて大遠投。
とりあえずほったらかしで流していきます。
大きいウキがドンブラコ流れていき、数投目に目覚ましの一発、道糸がぶっ飛びました。
これも良型イサキで嬉しい限り。

その後、このほったらかし釣法でイサキが釣れ続き、結局昼12時の納竿までグレの顔を見ることが出来なかったものの、良型イサキが15匹釣れたので満足な釣行でした。

今回は途中から離島SPⅡというビックサイズのウキを使いましたが、風で道糸が取られ潮流を外すとき、このウキだと潮流を外しづらくなり、また風に負けずに飛ぶところがGOOD。

競技会などには不向きかもしれないけど、すごく良いウキであることは間違いない逸品です。

 

私の水平ウキとの付き合いは20数年前のK’sスリムから始まり、K’sEVO→Vダッシュシリーズと使い続け、ここ数年はほぼFORTIS・ULTIMAを使っています。
このウキはよく泳ぎ、ブレも少ない最高のウキです。
今回も良い仕事をしてくれました。

正直、Vダッシュが出た15年ほど前、あまりの完成度に『これ以上の進化は無理じゃね』と思いました。
その壁を破るのはやはり柴原師匠であり、師監修のFORTISは最高の武器になると思います。
秋磯まであと少し。
キザクラ水平ウキを持って沖磯に出掛けましょう。あと離島SPⅡもあるとGOOD。

使用タックル

 道糸:黒魂PE 0.8号

 ウキ:FORTIS 00  クッション水中 S  カラーKzスイベル #10

    離島SPⅡ 00 クッション水中 S  カラーKzスイベル #10

 ハリス:1.75号,2号

 

報告者 永松浩樹