Field Report

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クラブキザクラ大分 懇親釣り大会【植木啓介】3/9

2025.03.09(日)

大分の米水津にてクラブキザクラ大分の懇親釣り大会を開催しました。

前日までの釣果情報では厳しいとのことで覚悟をしながら8名で競いました。

競技ルールはクロの部は3尾のサイズ規定なしの総重量です。他魚の部は1尾の長寸です。

渡船は「功明丸」さんにお世話になり、当日は沖黒島〜地黒島周りに2名ずつ下ろしていき、私は最後に地寄りのワカサに渡礁しました。

出船時間が6:30だったこともあり、渡礁後早速準備して釣り開始です。

ウキはいつもの「大知遠投60 L00」をチョイスして朝からの強風にも対応できるようにしました。

10:00過ぎが満潮で朝のうちは右前にゆっくりと流れており、釣れそうな雰囲気です。

一投目から連続でエサを取られ、前情報から状況が良くなってるのでは?と期待が膨らんでいましたが、中々当たりまでは捉えることができず時間が経ちました。
すると数投後、竿一本入ったあたりでラインを引っ張る当たりがあり、合わせを入れましたがかかりません。

そこで棚は深い、且つ喰いは渋いと判断し、ウキを変更しました。

新製品の「ホーク」です。より早く当たりを捉える為に半誘導とし、2Bをチョイスしました。

棚は竿一本から一本半くらいを変えながら探りました。

数投後、ついにかけました。

瀬際を狙っていたらウキが消しこみ合わせ。

つっこみに何度か耐えましたが、磯がオーバーハングになっており痛恨のハリス切れ。

同じタイミングで同礁者にも当たりがありましたが同じくハリス切れ。

時間は経ち、潮変わりで左に流れ出しての出来事でした。

しかしながら、潮が左にいったり、手前に当てたりフラフラと落ち着きません。

そんな時、ふと磯上に立ち、周りを見渡すと裏側で湧きクロが遠投で届く範囲にいました。

これが最後のチャンスと一か八か狙うことに。

ただ、そんな簡単にはうまくいかず、水面に浮いてるときは全く口を使わず、仕掛けを交わします。

見ていると棚一ヒロくらいに停滞するときがあり、それを狙う為にウキを大知遠投に戻して棚を一ヒロにセット。

針もグレ針4号まで落としてツケエも小さくして少し引きながら落としてを繰り返します。

すると潮受けゴムがわずかに動き、合わせ。

待望の一枚をゲットしました。

その後、繰り返しすると立て続けに35センチのクロを2枚追加し、何とかリミットメイクしました。

釣り方の一つとしてパターンがハマったことが良い収穫となりました。

その頃、同礁者も当たりがあるが乗らないと半誘導仕掛けにて試行錯誤をしながらもついに貴重の一枚を手にしました。

見ている最中の出来事で諦めない気持ちと半誘導仕掛けでの釣技を改めて学ばせていただきました。

その後、潮も変わり湧きクロも姿を消して納竿となりました。

港に戻り、検量をしました。

クロの検量は8名中の4名。

厳しいながらに他魚も含めて皆さん釣られてました。

結果

[クロの部]

一位 芦刈さん 3尾2115g

二位 植木さん(私) 3尾1770g

三位 田添さん、浅野さん 1尾735g

[他魚の部]

一位 佐藤さん 44.5センチ ブダイ

二位 堤さん  35.0センチ オオモンハタ

 

 

協賛いただいた、キザクラ社、関係者の方、また、渡船をしていただいた功明丸さんありがとうございました。

爆風の中でしたが最後まで何事もなく無事に終わることができました。

リージョナルアドバイザー

クラブキザクラ大分

植木 啓介