1月13日、クラブキザクラ広島の第41回目の定例会を山口県笠戸島エリアで開催しました。
朝6時半、栄勇丸様にお世話になり周南居守港より出航し釣り場を目指します。
今回は21人のメンバーでチヌ2匹の総重量を競います。その他に、チヌの1匹長寸賞とグレの1匹長寸賞がありました。
さて、私が今回上がった磯は竜宮と呼ばれる場所でなかなかの人気磯との事。俄然やる気がみなぎってきます。足元から20メートル程先まで藻が生えており、いかにもチヌが回遊していそうな場所。
食い気が無く、あまり動いてないであろうチヌを想定し、まずは藻の少し先を狙います。
ウキは黒魂アクセルのBを使用し、ウキを浮かし藻の先で仕掛けが馴染むように流します。
すると、早々にアタリ!しかし、軽い…。元気良く食ってきたのはフグでした。仕掛けを投入するとまたすぐにフグのアタリが連発。
少し、遠投してみるも結果は同じでした。
そこで、湾に近く藻の少ない場所へ釣り座を移動しました。
ウキは黒魂BS自立の2Bに変更し、ハリスに2BとG5のガン玉を打ち、半遊動仕掛けに変更。
沖に仕掛けを投入し、誘いを入れながら手前のチヌの居そうなポイントへ仕掛けを流して狙います。
すると、先程までのフグのアタリはさほど気にならないようになりました。その変わりにアジ、サバが連発するように…。
マキエと仕掛けを少しずつずらし、ライン操作で調整するとエサが残って上がってくるようになりました。
なんとなく、良い雰囲気を感じていると、BS自立のトップが小刻みに沈みます。しばらく待つもウキが沈み込むアタリではなく、『エサ取りだろう』と思いながらアワセを入れると重量感が!
上がってきたのは30センチほどのチヌでした!
同様の攻め方でもう1匹追加。
その後は食い渋りのチヌを釣るパターンを見い出す事もなく納竿となりました。
港に帰ると、やはりみなさん苦戦された様子でした。そんな中、今回の優勝者となった中山君は2匹で2.61キロとぶっちぎりの優勝となりました。実は中山君、富山のクラブキザクラより去年広島へやってきてボーズなしという実力者!クラブキザクラ広島の若手のホープです。
2位は1.98キロの藤原さん、3位は1.73キロの廣澤さん。
チヌの最長寸は戸田さんの45.7センチ。グレ賞は松島エリカさんの27センチという結果になりました!
難しい状況での釣りになりましたが、みなさん難しい時でしか味わえない試行錯誤や楽しみがあり、収穫もあったようです!
大会は無事終了し、皆さん笑顔のまま幕を閉じました。次回、開催を楽しみにして、三々五々港を後にしました。
丸山 真治