Field Report

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F’s1089大会【永松浩樹】4/5

F`s1089大会

日時:令和7年4月5日  場所:長崎県佐世保市南九十九島

渡船:沼本商店

 

4月5日、長崎県西彼杵郡時津町にある超人気のソフトクリームショップのF`s1089のチヌ釣り大会に参加するため、佐世保市鹿子前の沼本商店へ、川島インストラクターと向かいました。

F`s1089はソフトクリームの美味しさは勿論のこと、オーナーの川崎文則さんの人柄を慕い、キザクラファンだけでなく、多くの釣り人、小学校~大学生、カップル、家族連れなど多くの人が集います。ちなみに1089はイレパクと読み、ショップの屋号となるくらいの釣り好き。
特に西九州では有名なキザクラウキの愛好者でもあります。

当日は柴原さんをはじめ、川島さん・森さん・平山さん・古川さん・高野さん・入江さん・原中さん、キザクラスタッフも多く駆けつけ大変賑やかな大会になりました。

 

佐世保の南九十九島は何回来ても島が多すぎて良く分かりませんが、ネタギ島っていう、すごく足場が良い磯に上礁。

チヌ竿0.6号、ウキはULTIMA00をセットした全層仕掛けとしました。


しかし湾内特有の動かない潮、動いても安定せず、時折当て潮になることから、うまく仕掛けに張りを作ることが出来ません。
ベラが釣れても居食いです。

それに対し、離れたところで釣っている、内山田さんは棒ウキの黒魂BS自立を上手く使い、良型真鯛とチヌを連発しています。
羨ましすぎです。

私は超遠投しても異常無しが続くので、20m先のカケアガリを探るため、黒魂Trump00に交換。

普段の釣りではほとんど水平ウキですが、カケアガリに這わせやすいのではと思い、使ってみることに。

根掛かり防止のため、ウキ下はほとんど入れず、ウキを早めに沈めて、張ったままアタリを待つことにしました。

カケアガリ周りにエサをドカ打ちしてアタリを待っていると、念願の道糸を抑えるアタリ。

しばらくして竿先を抑えたので、アワセを入れると超重々しい引き。
しかしどうしても足元周辺に大きく広がる沈み瀬を交わせず、最後は痛恨の瀬ズレでバラシ。

気を取り直して同じ場所を攻めると、再びアタリ。
バラシた魚ほどでは無いけど、慎重に寄せてようやくチヌをゲット。
サイズは40㎝強と大きくはないけど、チヌは幻の魚か絶滅危惧種では思っていただけにメチャ嬉しい1尾。
その後、納竿間際に46cmをゲット。
出来過ぎです。

内山田さんは黒魂BS自立を巧みに操り、マキエも的確。
流石はシマノジャパンカップ黒鯛のファイナルに出ている猛者。
5匹もチヌを釣り、良型真鯛も釣られており大変勉強になりました。

検量では37名中、21名がチヌを釣られており、状況は向上しつつある南九十九島だけど、全開まではもうチョイといった感じでした。

キザクラスタッフでは原中さんが52.5cmと43.5cmのチヌを釣り上げ優勝、柴原さんは大風が吹いて厳しい状況の中3尾を釣り上げ4位。
私は運よく5位。全層釣法の炸裂でした。

チヌ釣りシーズン真っただ中。皆さんもキザクラウキを持って釣りに出掛けましょう。

追伸、長崎に釣りに行かれた際はF`s1089にも寄ると、きっと幸せな気分になれますよ。

 

使用タックル

道糸:0.6号  ハリス:1.5号  針:チヌ針1~3号

ウキ:ULTIMA/00,黒魂TrumpEVO/00

クッション水中S カラーkzスイベル10号

 

報告者 永松浩樹