日　時：令和７年６月７日

場　所：佐賀県唐津市呼子沖　松島

渡　船：マリンペガサス

報告者：永松浩樹

佐賀県唐津市呼子の松島＆加唐島に川島インストラクターとまたまた向かいました。

クラブの例会のため今回は別々の磯に上礁です。

午前４時少し前に出港し、私は松島の地磯に上礁。

事前情報ではスズメダイがワンサカいるとのことで、オキアミ2角に集魚材1袋とパン粉6kg、これに視覚効果で押し麦を200g混ぜます。

いつもより集魚力弱めで遠投性重視です。押し麦はグレのタナが深くなる恐れはあるものの、深タナに居るグレへのアピールのために混ぜています。

朝マヅメ、尾長グレは浅タナで喰って来ることが多く、また微風程度であるためウキはFORTIS/0シブを使います。

ウキ下はZENSOHクッション水中SとZENSOHカラkzースイベル#10のみです。

帰りの車中、川島インストラクターが言われていましたが、梅雨時期は17GTR/0シブで浅タナを攻めつつ、状況によって大きめのバランサーを貼ってウキを沈めるとのこと。

また潮流に中に仕掛けを入れ込んで行く釣り方では、直結の場合ではハリスがヨレることがあり、このヨレが生じないようスイベルを付けています。

個人的な意見ですがこれで喰いが落ちることは無いように感じます。

しかし注意も必要で、大きいスイベルは自重も重くなり、仕掛けが立ちすぎるので、出来れば10～14号の小さいサイズがおすすめです。

しかし期待の朝マヅメ、全くの不発だったうえ、日が昇ると一面スズメダイだらけで・・・。

足元に大量のマキエを打ってエサ盗りを集めても、結局は沖にも多く居て焼け石に水状態。

エサ盗りがすごく居る時はマキエによる完全分離は出来ないように思っています。

ならばと沖にも躊躇なくマキエを投入し、20秒ほどして仕掛けを投入。

マキエを打った所までゆっくり引き寄せ、仕掛けを入れ込んで行きます。

時間差を設けるのはマキエに群がったエサ盗りが散った後、下に居るかもしれないグレにツケエを届けたいためです。

これでポツポツとキーパーサイズのグレを釣り上げることが出来たうえ、39cmの尾長グレと44cmのイサキを釣り上げることが出来たけど、なぜかあと1cmが足りない・・・。

不調の情報があり、意気揚々と港に戻ると全体的に不調な中でも川島インストラクターは良く釣っており、またまた釣り負けてしまいました。流石です。

九州北部の梅雨明けまで1ヵ月ほど。

エサ盗りに負けず大きなグレ＆イサキを釣り上げるため、キザクラウキを持って釣りに出掛けましょう。