2022年6月30日~7月1日、梅雨入り後の晴天。
波高1mの天気予報を見て、イサキ、グレを狙いに大分県南部の深島に瀬泊釣行へ。
当日朝7時正福丸さんへ乗り、蒲江港を発つ。
今回は単独釣行であるため同乗していたほかのお客さんと協力して瀬へ上がる。
荷物を高場へ運び、一休み。
先客の方の話を聞くと、なんでも前日は波が釣り場を襲い、昨日は竿が出せなかったとのこと。
今朝から竿を出したと言われていた。
つまり潮が落ち着き始めた良いタイミングでこの場所に来れたわけだ。
しかし、この季節ながら日が昇るととても暑い。
隠れられる場所がないものだから干上がってしまうのではないかと思ってしまう。
汗をかきながらもテントと日除けターフを張り、クーラーに入れてあるキンキンのビールを喉へ流し込む。
またここで一休み。
しばらくして仕掛けを始める。
瀬泊をするので日中と夜釣りの両方の仕掛けを作り上げていく。
まずは今から使う日中の仕掛けから。
竿が1.5号の5.3m、3000番のリールに道糸は全層セミフロートSP1.75号。
使用するウキはIDR DearG CORESSA! の0号。
ウキの下にカラーVゴムクリアを2つスイベル10号にハリスは1.5号を2.5ヒロ程とる。
4号のハリを結び付け、ウキ下から50㎝辺りにガン玉を打って完成だ。
続いて夜釣りの仕掛けは竿が1.7号に道糸とハリスが2号、ハリが6号。
ウキはNF basic Mの規格はBを使用する。
仕掛けが作り終わり、早めの昼食を済ませて先客が釣っているところを見学。
潮は沖に向き、右に流れている様子。
すぐアタリが出て500gほどのイサキが顔を見せる。
何尾かイサキが続けて上がり、釣り欲が出てきて準備に取りかかる。
まずは撒き餌から。
オキアミ2角にジャンボアミ1角とパン粉を2キロ。
これに海水を入れてしっかり混ぜ込んで完成。
そんなこんなしてると先客が納竿し帰港された。
いよいよ自分の番が回ってきた。
まずは足元に撒き餌を打ちエサ取りを寄せる。
その間に仕掛けを10メートルほど飛ばし流していく。
しばらくして仕掛けを回収しようとするといきなりひったくられるアタリ。
かかった!
竿がしなる!良型が掛かったようだ。
慎重に手繰り寄せ、空気を吸わせタモで掬う。
顔を見せたのはキロ越えのイサキだ!
幸先がいい。
それからも800gほどのイサキ。
ポンポンと擬音がつくくらい釣れる。
10枚ほど上げたくらいで潮が速くなり中断。
ひと休みし夕マヅメに気合を入れる。
前潮が緩くなり始め、仕掛けを再度投げ入れる。
すると…
視界からウキが消えた。
喰った!
すかさず合わせを入れ竿がしなる。
今度はイサキとは明らかに引きが違う。
ギューンと竿が絞られて糸が出される。
寄せたり走られたりと繰り返し、獲物との決着。
上がってきたのは…
キロオーバーの尾長!
無事に本命2種を確保した。
それからは、潮の流れが止まり、アタリも止まったので夜釣りへと移行。
暗くなり始めて先に作っておいた仕掛けを投入。
1投目からアタリがありあがってくるのは25㎝ほどのサバ。
1時間ほどサバに遊んでもらい、その日は納竿した。
翌日、朝5時に竿を出す。
潮は動いておらず、足元にはタカベの大群が。
潮が変わるまで休むことにし、朝食を摂った辺りで正福丸さんが来た。
今日の泊客を乗せてこられたようだ。
荷物を上げて挨拶を交わし状況を説明。
話が盛り上がってきたところでようやく潮の流れが変わったことに気づく。
仕掛けを投げ、撒き餌を打つ。
すると数投目に気持ちのいいアタリが来た。
一気にウキが消し込む。
上がってきたのはまたもや良型のイサキ。
500~800gのイサキがよく釣れ、混じってキロ越えに届きそうな口太が釣れる。
しばらくしてクーラーがいっぱいになった。
猛暑が続き昼の見回りの船が来るタイミングで納竿し帰港した。
梅雨明け後7月いっぱいは潮の流れ次第でどこの磯もイサキ、グレの数が上がる深島です。
あなたも一度竿を出してみませんか?
きっといい思い出になるはずです。