クラブキザクラ広島第11回定例会
平成25年10月6日、広島湾の江田島三高沖に浮かぶカキ筏を釣場として、第11回定例会を開催致しました。
今回の参加メンバーは新加入で定例会初参加となる3名と、クラブキザクラファミリー北九州から特別参加の草野さんを加えての計18名となりました。
この日はAM10時過ぎに満潮を迎える大潮とあって、水深20メートルを超える筏では普段以上に潮の流れとも闘うこととなりました。
2匹長寸計の個人戦に加え、1チーム3名の計6チームによる団体戦も行われ、団体戦は各自長寸1匹の計3匹合計で競われます。
今回降りた筏は6基が連なる筏であり、1チーム3名が1基の筏に降りることで、6チームの18名が各筏の南側に一直線に並ぶ形で釣り開始となりました。
開始時は足元から沖(南側)に向かって出る潮となり、仕掛けを馴染ませるのも比較的楽な展開でした。
しかしながら各メンバーはなかなか竿を曲げることができません。
私が気付く限りでは、最初に竿を曲げたのは松島エリカさんでした。
これを合図に各メンバー爆超モードに突入したいところですが、なかなか理想通りには行きません。
苦戦の展開ながら潮が緩い時間帯に徐々にメンバーがチヌを捕え始めました。
潮が引く時間帯にかけての間、釣果を伸ばすメンバーもいましたが、なかなか1匹目が出ないメンバーもおり、私もその一人でした。同じチームの戸田学さんと平井拓也さんは苦戦の中も1・2匹確保しており、チーム戦を争う中で1匹は最低確保したい気持ちに切り替わりました。
引き潮は徐々に流れを速め、開始時期とは逆の当て潮となり勢いよく沖から足元(北側)に入って行きます。
私もその中で何とか1匹を確保し、チーム戦争いに加わることができ一安心。
さらに加速する当て潮もあり、参加の約半数は筏の北側に釣り座を移ってチヌを狙いました。
この苦しい状況で優勝したのは村上彰夫さんで2匹計93.6cm。2位以下に大きく差をつけての圧勝でした。
2位には村上さんと同チームの高下公徳さん(86.6cm)が入られ、同チームの残る水口宏テスターも上位。
団体戦でもこちらのチーム(136.5cm)が圧勝となりました。
個人戦3位に入ったのは大窪康孝さん(86.3cm)で、前回定例会に続いての3位表彰となりました。
団体戦では3名共に釣果を残したのが、優勝チームと私達のチーム(119.4cm)のみで、驚くのは私達のチームは3名共が39.8cmという珍しい記録。
表彰式の最後に、水口宏テスターから筏での速い当て潮時のレクチャーも細かく説明があり、釣果とは別のお土産も持って帰ることができました。
次回第12回定例会は舞台を磯に移し開催予定ですが、楽しくも熱い闘いの定例会となりそうです。
クラブキザクラ広島 水野修一
クラブキザクラ広島第11回定例会