平成26年5月3日、クラブキサクラ広島第15回定例会が23名の参加者にて開催されました。
今回の参加者にはクラブキザクラファリー岡山からご参加の大原さん、体験参加となる高校生の久守さん、そして笹川名人の3名の特別参加もあり、定例会としては過去最多の参加者となりました。
今回の釣場は柱島諸島の磯。予想される波の高さから釣場の変更も考えられましたが、当初の予定通り楽しみにしていた柱島諸島へ向かうことができました。
2隻に分かれて釣場に向かいましたが、渡礁の時間帯が潮の低い時であったこともあり、海面に顔を出す藻の多さに驚きの声も聞かれました。
参加者は藻抜き対策も考えて戦略を凝らす必要を感じながらそれぞれが渡礁し、納竿時間まで楽しみながらも競うこととなりました。
そして競技を終え、港に帰ったメンバーは揃って藻抜きの話しをしておられましたが、藻抜きに苦労はしながらそれをかわしてチヌをタモに入れた瞬間の喜びは、いつもと違った喜びと楽しさがあったようです。
2匹長寸で競われましたが、この状況で優勝したのはフィールドモニターの水口雄策さん。
GTRの2Bを遠投し、しっかりウキを効かせラインも浮かせ、藻の向こう側で短いハリスに重めの仕掛けを落としていく戦略。
49cmと45cmを揃え計94cmでのお見事な優勝でした。
2位は定例会最多の優勝回数3回を誇る藤原健司さんで、この日の最長寸49.5cmを含む2匹計92.5cmの成績で流石の実力を今回も披露されました。
3位はわたくし水野修一が計91.0cmを何とか確保しての入賞となりましたが、やはり釣った5匹の内4匹は藻に何度も入られながら、タモに収めたものでした。
4位は前回の5位に続いて上位に入ったのはクラブの若手大前裕亮さんで計90cm。昨年のクラブ加入時に比べ確実に力をつけている姿を見せつけました。5位は計89.5cmの水口宏テスターで、この日は体験参加の久守さんへのレクチャーも含めてのご活躍でした。
優勝された水口雄策さんの戦略をお聞きし、その環境に応じたウキの選択や仕掛けの工夫はどれもが参考になるものばかりで、普段00号~0号を中心に使用している私も、今後の進化のため2B等を使用しての全層釣法を技として加えたいと感じました。
次回定例会は7月開催の予定ですが、6月1日には黒魂カップin広島の開催が予定されており、開催地クラブとしても多くのキザクラファンの方々にお会いできることを楽しみにしております。
クラブキザクラ広島第15回定例会