平成27年3月1日、第20回定例会を徳山湾磯にて行いました。
まだまだ寒いこの時期、冬場に強いお隣の山口県周南市徳山湾にプチ遠征しました。
徳山は数々の名磯があり、どこに渡磯出来るかも楽しみの一つです。
今回は、クラブ キザクラ北九州の草野さん・水野さん、徳山の名手・山田さんをゲストに迎え総勢18名にて行います。
メンバーの皆さんも楽しみにしていたのでしょうか?集合時間前から到着され、早めに受付開始、磯割り抽選をし、ゲストの山田さんより今の徳山湾の状況などお教え頂き、数グループに別れて作戦会議?が始まりました。
渡船は「第5せと志お」伊藤船長です。船長からも「水温が下がっているため厳しいよ~」との話がありましたが逆にチヌ師の血が騒ぐメンバーばかり寒チヌ攻略に燃えていました。
早速メンバーと渡船に乗り込みました。磯割りで2番くじの私は港入口の「地の筏」の磯側に2人で渡磯し続きの2人は灯台へ降りました。その後残りのメンバーは黒髪島方向の「すべり」「石切」「沖の筏」「ワイヤー」「すべり」「カエル岩」へと渡磯していきました。
一緒に上がったのはクラブ員の中間さんです今回初めて一緒に上がることになりました。いろいろと談笑しながらポイントの確認などをして準備に取り掛かりました。
この磯は、徳山湾の中でも実績の高いポイントなので期待が膨らみます。
当日は、若潮、満潮6:49-干潮12:49の下げ潮になります。
釣り座は、海に向かって右が私、左が中間さんで釣りスタートしました。
ここは、遠投ポイントなので30m沖にマキエを打ち込みます。
仕掛けは、黒魂アクセル0シブを選択してカラーストッパー、Jクッション水中SSJ6、サルカン、ハリス 1.5号2ヒロ ジンタンJ4を等間隔に2段打ちチヌ鈎3号でスタートしました。
このポイントは2枚潮になりやすい為、ジンタンを2段打ちにしました。これでも仕掛けのなじみが悪いようであればジンタンの号数を大きくするかもう1つ足すようにしています。エサは、オキアミ生、ボイル、練りエサ、コーンを用意しました。
さあ、釣り開始、予想上潮は左に底潮は右ななめ沖に流れています。マキエの投入点を考えながら仕掛けを打ち返します。エサ取りもおらずなにも反応がありません。寒チヌ釣りはこんなものと自分に言い聞かせ手返しをしました。開始30分過ぎたころ前ブレなく竿先を大きく引くアタリが来ました。反射的に合わせを入れるとコクコクと首を振るチヌの引きです。ほどなくして取り込んだのは40cmに少し満たないチヌでした。まず1匹目にホッとしましたが。大会は2匹長寸のためすぐに仕掛けを投入しました。
その後単発ではありましたがポツポツと釣れ45cmクラスを頭に8枚釣る事が出来ました。
その後港に戻り検量の結果を待ちます。メンバーも続々と検量に持ち込んでいました。
いよいよ結果発表、優勝は83.5cmを釣り上げた大窪さん、私は83.4cmで2位になりました。その差なんと1mmで何とも悔しい気持ちになり勝負の厳しさを痛感しました。優勝の大窪さんは半遊動から00の沈めを状況に合わせて食わせていました。今回一番嬉しかった事は参加者18名中16名に釣果があり厳しい予想を裏切る釣果となったことです。決して易しい状況で無かった中での釣果でしたのでクラブ員のレベルUPがとても嬉しかったです。表彰式の後もみんなでミーティングして交流を深めました。
次回は、5月に第21回定例会を行う予定です。乗っ込みをみんなで楽しみたいと思います。
クラブキザクラ広島 会長 水口 宏
第20回定例会 釣果集計表
徳山湾内 磯大会 H27,3,1
一匹目 二匹目 合計 順位
大窪 康孝 42.3 41.2 83.5 1
水口 宏 44.9 38.5 83.4 2
村上 彰夫 37.6 44.7 82.3 3