9月2日、第6回定例会は「宇品の白灯台波止」を舞台として、14名のクラブメンバーが参加の中、2匹長寸ルールで行われました。この釣り場は第1回大会以来の開 催となりますが、釣り番組にも多く使われる全国区の有名な波止です。
抽選の後、釣り場を順次選択し、AM6時に競技開始。早い段階で竿を曲げるメンバー を横目に焦りながらも、上位3位までの入賞を目指した心も体も熱い闘いとなりまし た。チヌの活性は期待のようには上がらなかったものの、それぞれが仕掛けに工夫を 凝らし、苦戦をする中でも最終的には14名の参加メンバー全員が釣果を残す、嬉しい 結果となりました。
その中で見事優勝されたのは村上彰夫さん。ただ一人90cmオーバー(2匹計)となり、 1匹の大物賞と合わせてW受賞となりました。村上さんは釣り場を灯台下に選択し、 ボウズを覚悟されたほど苦戦をされていました。その中で11時前の潮の動きの微妙な 変化を見逃さず、その流れに合わせた仕掛けに変更して勝負を懸けられました。その 結果47.2cmと45.5cmの2匹を捕らえられましたが、わずか5分の間の勝負で、その潮 の動きも一瞬のものでした。村上さんの使用ウキは黒魂Qの00号にガン玉6号×2、道 糸1.5号、ハリス1.5号(2ヒロ半)。
2位に入られたのは、村上さんと同じ灯台下近くを選ばれた渡辺靖さん。45.0cmと
43.0cmの計88.0cmのお見事なサイズでした。
3位以下はミリ単位の争いとなりましたが、その中で3位をGETされたのは水口宏テ スター。メンバーへのアドバイスも含めての活躍される中でも、確実に竿を曲げてお られ43.8cmと39.0cmの計82.8cmでした。
その水口宏テスターにわずか3ミリ届かず4位となったのは、唯一の女性メンバー松 島エリカさんで、42.0cmと40.5cmの計82.5cm。以降7位までが計80cmを超える激戦で した。
今回の定例会を迎えるにあたり、クラブキザクラ広島の新事務局長の責務を快く受け ていただいた村上さんの下に、あらゆる試行を行いました。クラブキザクラ広島のメ ンバー専用サイトの立ち上げ。メンバー用交流掲示板の開設。定例会風景等の共有写 真アルバムの開設。その情報交換を生かしての、会長の高橋剛テスターや副会長の水 口宏テスターとの釣行と技術指導。
今回優勝された村上さんも、水口宏テスターとの 釣行で得たものを武器に挑まれた定例会でした。優勝された村上さんを含め、9月1 5日は多くのクラブメンバーと共にジャパンカップ四国大会に乗り込む予定で、得た 技術を試してみたいと思います。
次回の第7回定例会は11月の予定ですが、定例会以外の活動もおもしろいクラブキザ クラ広島からの活動レポートでした。
クラブキザクラ広島メンバー 水野修一
クラブキザクラ広島 第六回定例会