4月20日(日)クラブキザクラ大分の懇親チヌ釣り大会を佐伯市鶴見『大崎の波止』で開催した。
当日、オブザーバーを含めた参加者21名が集まり、午前7時より競技開始となった。
今回は懇親を深める大会のため、一つの波止で皆でワイワイやりながら楽しむことが目的の一つでもある。
私は全員が釣座を確保した後、最後に波止の付け根に釣座を構えた。
当日はあいにくの雨模様。風は正面から吹き付けて来るバッドコンディションのため、ウキは大地遠投60LL-00号をチョイスした。
狙いは、25m程沖に浮かぶブイの周辺で、このような状況でも的確にポイントまで投入出来るので心強いアイテムなのだ。
先ずは、ノーガンで上層からゆっくりツケエを落としていき探ってみる。
しかし、何の反応も無くツケエは原形のまま帰ってくる状況が続く。そこでダンゴで底を這わしたりと色々と試してみる。
魚の活性が悪いのか、それとも居ないのかは定かではないが、何とか本命を手にしたく、ツケエをローテーションしながら打ち返す。
他のメンバーも、やはり同じ状況のようで頭を悩ませている様子で時間だけが過ぎていく。
そんな状況下の中、波止の先端部で竿を出した、釘宮さんのロッドが大きく弧を描き、51,5cm 1,85kgの本命を手にした。
やっと地合いの到来かと、全員が真剣に眼差しで竿を振り込むが、その後も沈黙が続き14時の納竿時間を迎えることとなった。
結果は貴重な1尾を釣り上げた釘宮さんが優勝で、秋の大会に続き2連覇を達成した。
釘宮さんの当日の仕掛けはD,sus Macro 4BディンプルMacro5Bのコンビネーションでタナは2本に設定し、仕掛けが馴染んだらゆっくり沈めながらアタリを探っていたとのことであった。
最後に、遠方からわざわざ参加して頂いた、キザクラフィールドスタッフの川島テスターに基本的なチヌ釣りの仕掛けやマキエの打ち方について、森テスターには五島でのV-dashを使ったクロ釣りのレクチャーをして頂き、会を終了することになった。
お二人には貴重なお話を聞かせて頂き、大変ありがとうございました。
今回使用したタックル
竿 0,6号 ー 53
リール 2500番
ライン 1,5号
ハリス 1,2号
ウキ 大地遠投60LL-00号イエロー
ハリ チヌ針 1〜2号