今シーズンの東紀州は50cmオーバーのグレがかなり上がっており、2月3日、50cmオーバーのグレを求めて2度目の三重県熊野市二木島への釣行となりました。
1度目はタコブチ(磯名)で30cm~46cmが5枚で40cmオーバーが1枚しか釣れなかったのでストレスが溜まったまま1週間を過し、今回は気合を入れて望みました。
今回同行したのは、二木島では超常連の同クラブ尾崎氏、西岡氏、息子の4名で高ぶる気持ちを抑えて船へ乗り込むと、まだ東からのウネリが残っており沖磯は行けない可能性もある。
湾内から順番に船を付けると沖磯はダメと判断したお客さんは次から次へと渡船して行き、
私たちは沖磯がダメなら湾内へ戻る予定をしていた。
沖へ出ると温度計が16.3℃と先週より1度上昇している。だが、ウネリがかなり残っている。船長はなんとか行けると判断したので私たちは弁天(磯名)へ渡船する事になった。
この磯は今シーズン50cmオーバーが良く上がっており二木島でも1・2を争う実績のある磯だ。ウネリの影響で4mほど波が駆け上がってくるので荷物は上の方へ移動させ準備にかかった
。他の3名は鼻、奥と別れ、私は船着きでスタート、だがウネリの影響で船着きは洗濯機状態なのでIDR-F標3B、5ヒロでセットしサラシの先端へ遠投し右からのハライダシと釣り座からのハライダシの当たる潮筋を攻めたいが、ウネリの影響が強いため道糸が取られ仕掛が馴染まない、潮は左斜めからの当て潮で仕掛けが中へ入ってしまいマキエと同調しない。
今度はサラシをはずし左斜めから当ててくる潮に乗せ、道糸が取られないように竿を立て「標」がサラシの先端にさしかかった時、音を立てて海中へ引き込まれ、すかさず合わせを入れると確かな重量感、このパターンで8時までに38cm前後を5匹キープし、満潮が10時のためサラシがまだ大きくなるので、IDRPRO-L・2Bに変更しサラシの先端30m~40m先へ遠投すると型もよくなりポツポツと釣れ続き、納竿終了30分前には50cmオーバーの尾長グレを2度も浮かし、タモを入れようした時、足元に突っ込まれ針を呑んでいたためチモトからラインブレーク。二度と無いチャンスをのがしてしまい後悔の残る釣行となりました。
結果30cm~47cmを13枚40cmオーバーは4枚と先週のストレスが解消できた1日でした。
仕掛
竿 アテンダーⅡ 1.75号
リール BBXテクニュウム3000
道糸 全層フリーダム2.5号
ハリス ハリスト2.5号・3号
ウキ IDR-F標3B・IDRPRO-L2B
針 ヤイバプロフェショナルヘビー7~8号
【Field Report No.130204 reported by 長谷川 英人(MONITOR)】