ドリームカップ行ってきました~。平戸は遠いので,帰り寝てしまいそうな私はなかなか足が重いのですが、近所の檀君が行くというので、他の大会の下見もかねてエントリーしてしまいました。宮之浦の新港にはキザクラのテントがあり、辻常務やおまつさん、柴原さんらが出迎えてくれました。車で1時間ほど仮眠していると選手達が続々集まってきて、水野さんや青木さんらとも久しぶりに会って盛り上がります。抽選が始まり、結果丸宮の1-7になりました。さて、どんなとこにあげてもらいますか。1便14名を乗せた船はモトバンにあげるようです。私は4番目に瀬上がりです。2番目にあげようとした人たちをあげ損なった所に戻ってきてあげられました。しかも釣り座が1カ所しかなく、後は潮が引いて釣り座が出るのを待つしかないみたいです。左に歩いて行くと釣り座があるので、少し離れているのですが、ここと船付したところを釣り座にと思っていたら暫くして船がやってきて其処にあげられたので諦めました。 今日はどんなタックルにしようか迷ったのですが同礁の人が右側の釣り座に入るというので道糸は1.75のインプレッション、ハリスは2号のハリストでロッドもダイコーの125にして、掛けたらぶりあげようと言う妄想で、もう入れ食い状態です。 釣り開始時間になって何人かの人はケミホタルなどを付けて釣り始めていますがまだ暗くてウキも見えないのでお花畑を探して時間をつぶします。なははっ(^_^;)失礼!お花摘みから返って釣り座に戻る頃には薄明るくなってきたので釣り開始です。といっても海面のウキは見えないので、組んでいた標の0シブにバランサーを張って仕掛けを投入します。あとは穂先に集中していると、くくっ~っとあたりです!よっしゃラッキーと思って一瞬送って合わせるとグッと乗った瞬間に軽くなってしまいました。回収すると針がない・・・…??やっちゃった~。その後はあたりがなく明るくなったのでバランサーを外しての全層釣法です。ところが2~3投しましたが風がひどく右側から吹き付けてきて、とても釣りづらいのでウキを自立チヌの3Bにチェンジします。浮き止めを二ヒロ半の所に付けがん玉をハリスの1番上に打ちます。投入してすぐ結果が出ました。1発1発気持ちよく消し込みます。クロ釣りに、しかもトーナメントで棒浮きなんて、全層釣法のキザクラなのに・・っとおしかりを受けそうですが・・・。なれると意外と遠投もできます。道糸は海面に置くとうねりでとられて足下の瀬に持って行かれるので少し浮かせ気味にしています。風で少し膨らみ、ウキは風で右から押されるけど棒浮きは浮き止めが海面下に入っているし風を流すので、潮の流れからなずれにくく、引かれていく潮をつかんで右に流れてあたりをつかむようです。去年の鬼掛け支部大会でも樺島で同礁者が強風で1枚も揃わない状況でキロオーバーばかり5枚そろえたこともありましたよ。ロッドケースの中に自立チヌ2B~5Bを忍ばせておいて人が釣れてないときに大爆釣なんてこともありますのでお試しあれ。 始めに当たってきたのはイサキ。その後は本命のクロでしたがこれはノンキーパー。さらに30弱が来てなんとかぶりあげ成功。その後もくさぶ,イズスミなど混じりながらも連発です。他魚も当たるのですが,もちろん半分はクロが当たり、ノンキーパーが多いなか何とか30UPを2枚,キープサイズも1枚ゲットです。もちろんタモ入れができないので、全部足下の瀬をズリ上げます。そのうち交代の時間になりました。実は今日スマホを車の中に置き忘れ、時計の付けてないライジャケを着てきたので同礁の人に良い時間に交代の声を掛けてくださいねと頼んでおきました。それで集中できたのかもしれません。 見ていると右側の釣り座では3枚ほどタモ入れをしていたようですし、ここはタモ入れもできるので期待大です。これで5枚揃うかな?と思ったらそうでもなく、ちょうど竿1本ほど右から流れがあって、左の張り出し根をかすめて流すコースが非常に狭い。しかも右側の人の仕掛けが時折おいらの正面近くを過ぎることも……まぁおたがい様なのでいいかぁ。とりあえず仕掛けを投入するとさすがに潮が速く、まったく馴染まないうちに流し終わってしまいます。それで、仕掛けはそのままでがん玉をB3個を均等うちして仕掛け馴染みを優先。ロッドを潮上の方に倒して馴染みを確認してから流し、何とかキーパー2枚をゲット。とりあえず枚数だけは揃いました。この潮やっかいなことに時間がたつにつれ角度を手前にしていくので困ったもんです。そこで自立チヌを5Bにチェンジ。さらに2Bのがん玉追加して大遠投です。道糸を張って馴染んだのを確認して流していきますが、当たってくるのは小型の尾長ばかり。何とか張り出し根を過ぎたあたりで1匹キープサイズを追加で交代の時間を迎えました前の釣り座に戻ると、かなり潮が引いて前の方で釣りができるようになっています。そこで仕掛けを1番はじめの標の0シブにチェンジして右の釣り座から伸びる潮筋を攻めます。うまくラインをコントロールして潮筋を流していくとパラパラ~っと走る竿引きのあたりでキープサイズを連発,何とか入れ替えに成功です。しかしこのだんだんと強まる風とうねりは結構めんどくさい。風とうねりに道糸をとられないようにするライン操作が大変で、うまくいったときは気持ちよく糸が走ります。ちょうど左の釣り人の足下から強烈に伸びるサラシと右からの潮がぶち当たったところの潮がよれているので、左の方の様子を見ながらその先へ流れるように投入ポイントや流し方に注意しながらの釣りです。暫くして左側の人がなんと道具を片付け始めたので、同礁の人に「交代の時間は大丈夫ですか?」と聞いたら「あっ!11時36分。忘れとった」「かわりましょう。」といったら「もうそのままでいいです。」というので仕掛けを棒浮きに戻します。足下に引かれ潮ができていたのでその引かれ潮を狙おうと思ったら丸宮丸がやってきた。あと20分はあるので、もう1匹入れ替えをと思ったら緊急回収らしく、ここで終了。さっさと片付けて検量所へ戻った。港に戻ると私達の船が一番速かったみたいで、検量の結果私は2880g(??)で何と船中1番抜けをするができた。しかも全体の検量の結果も全体の2位になり、あこがれていたお立ち台にもたつことができた。FBのお友達や、KIZAKURA関係の人、いろいろな仲間と久しぶりのおしゃべりも楽しめたし,2日連チャンでの釣りやロングドライブで体は疲れたが思いも寄らない結果まで付いてきたので楽しい1日となった。KIZAKURA関係のスタッフの方々も準備片付けとお疲れ様でした。
【Field Report No.141111 reported by 平山 康弘(TESTER)】