キザクラカップ2015に参加して。
FBで久しぶりにキザクラカップが宮之浦で開催されるというので釣り仲間の壇君を誘って参加することにした。それじゃ~もっと誘おうということで初宮之浦の永峯君と同じチームの権田さんも誘っていくことに。新港に着くとキザクラスタッフのみなさんやFBのお友達と久しぶりの再会を喜んだ。さて、苦手のくじ引きだがなんと3番でチーム鬼掛けでは同じ支部の吉村さんと同磯になり、下阿字賀の小さな離れに上礁した。釣り座は狭く、釣る範囲も左右にでっかい沈み瀬があるため竿2本ほどの間隔しか流せない。流れが速くならないことを願うのみ。ただ知った同士なので邪魔にならない程度に、気持ち半分で左右に仲良く並んで釣ることにした。今日のタックルはダイコーのスーパーロイヤル1号、旧黒魂1.5号を巻いたトーナメントISO2500LBD。
ウキはPOLTAJ3でガンクッションのJ6をハリスト1.5号との直結部のすぐ上で止め鬼掛けの瞬速6号を結んだシンプルな全層仕掛けでスタート。私は初め左側に入り釣り開始。ここ宮之浦では餌取りとの勝負なので足下にたっぷりと撒き餌を打ってまずは足下から。潮はじわりと右流れで、馴染んだと思ったらPOLTAがスパッと入って1投目からイサキが竿を曲げる。それからはイサキの入れ食いが続き、アブッテカモどころかいつまでのクロがあたらない。全時間の3/4が過ぎた時点で二人で30~40cmのイサキをバッカンいっぱいになる程ゲット。まぐれでクロが1匹来て喜んだがなんと23cm。しかしこのクロまでなんと6時間中の4時間もかかってしまった。その後最後の場所チェンジまでに何とか25cmリミットを1匹やっとクリア。そこで最終ターンの場所チェンジを機に最終手段として自立チヌの3Bをセット。直結部分に3Bとハリスの真ん中にBのがん玉を打ち、ハリを沈め探りの7号という仕掛けに変更する。タナは3ヒロとして足下から流したら1投目からスパッとウキが入って、ななな~んとキーパーのクロをゲット。この作戦が見事にピタリと当たったのか1投枚に当たりを拾い、面白いようにロッドが曲がる。時折イサキやバリなどが混じるもののラスト1時間で怒濤の6連発。あまりにロッドを曲げるので同礁の吉村さんも海に浮かぶ棒浮きに見入る始末。流れていく自立チヌがスパスパはいるのを見て「私も買います!」だって。「やった~!」と、渡船を待つ間は営業レクチャ~タイムになってしまった(笑!)。港に帰っての検量では39cmを頭に何とかキープサイズを7枚そろえることに成功。
検量の結果、5枚の総重量で29??g。テスターアドバンテージマイナス500gをしてもなんと船中1位になり、全体で3位の表彰台に上ることができた。2位の柴原君は発表を待つ間に賞状が見えていたので分かっていたが、優勝もなんとテスターの田中君でびっくり。このメンバーの中においてここに入り込めたのは今回自立チヌのおかげかな。
竿ダイコーのスーパーロイヤル1号 リール:トーナメントISO2500LBD
道糸:旧黒魂1.5号
ハリス:ハリスト1.5号、黒魂ハリス1.5号
ウキ:POLTAJ3、自立チヌ3B
ハリ:鬼掛け瞬速7号、沈め探り6号
【Field Report No.151105 reported by 平山 康弘(TESTER)】