３月３０・３１日 １年ぶりに黄島に渡った。

今回は黄島のエキスパート入江テスターと初同礁。
色々と勉強させてもらうことに。

福江の移動も初めて貨物船を使い、朝の５時には福江港へ塩津港へ。
６時には迎えの渡船おうしまがやってきて渡してもらった先は名礁小美朗だった。潮切れが良いということで、朝マヅメは釣れだした尾長、真鯛、イサキをdear-Gの00で狙う。本来の上げ潮ではないらしいが徐々に流れが増してきたので、カラーストッパーからガンタッチのJ３へ、更にバランサーを追加したところで、パラパラでていた道糸の出が急加速。
はじめはイサキかと思いのんびり寄せていたが、瀬際に来て急変。
アグレ３号が瀬に触れボロボロになりながらも上がってきたのは４４ｃｍ程のきれいな尾長だった。
続けて入江君も同型の１尾を釣ったところで波と風が強くなり瀬替わり。変わった場所は撮影所のハナレ。
ここは思った程潮が動かなかったが、なんと真鯛、石鯛、ヘダイ、ニザダイとタイ祭り。
クロは地グロを１枚しか追加できず、釣りたかったデカバンのイサキもあたらず。

動かない潮とクロの喰い渋りに、使い慣れない1.5号のハリス使っていたら、夕マヅメに尾長が来てハリスを飛ばされてしまった。夜は民宿おうしまでの釣り談義に花を咲かせ、次の日は中美朗へ展開。朝マヅメは入江君がクロを連発させる中、地グロを１尾追加したが、そこへおうしまがやってきてモーツ瀬へ瀬替わりすることに。
ここでは最近釣れ出したという真鯛狙い。狭い足場で足下から切り立った独立礁でトラブルもあったが、１５０ｍ流すのに１０分以上かかる潮の中dear-Gの００の仕掛けで何とか生きた潮を探し当て、小さいながらも１匹目。４０cmクラスの真鯛をゲット。
同じパターンで７~８分流した頃、またもや道糸が走ってあたりを拾う。
１匹目よりもデカバンであったが何とか、走りも止まり寄せてきている最中に無念のバラシ。回収してみるとクロ用のまま釣っていた針が折られていた。
気を取り直しハリを少し太軸に変えて先ほどと同じ筋を流していると、その２投目にまたもやあたり。
１００ｍ以上沖からフウフウ言いながら寄せてきたのはジャスト５０の真鯛。それ故にさっきバラした１尾が悔やまれるが、更にデカバンがいるはずと仕掛けを打ち返す。

潮の流れる向きが微妙に変化したのかスプールのそこが見える程までくり返し流すもあたりを拾えず。回収まで１５分を切った頃、足下に良型のクロらしき影が見えだしたので、沖の真鯛を諦めクロ狙いに。
ウキを礁の００変えて足下にそっと仕掛けを入れ込んでいくと、狙い通り１投目に指を弾くようなあたり。足下がドン深なので、何とかなるだろうとレバーで体制を整えやりとりを開始。何度か突っ込みを交わしたが、右側に回られた時、ハリスが足下の瀬に触れ痛恨のバラシ。半分になったハリスを新しいものに結び治し、少ない残り時間に焦りながらも丁寧に仕掛けを打ちなおしていると、ラスト５分に待望のあたり。
今回のラストバトルはいつもより丁寧にやりとりしたが、上がってきたのはデカバンのイラ！あ～あ。

　それでも今回は、初めて入江テスターと一緒に釣行ができ、釣れ盛った地クロもほぼ終わり、釣況が厳しい中ではあった中いろんな魚が楽しませてくれた。
また、船長を始め民宿おうしま方々も良い方々で、楽しい時間を過ごすことができた。
次回は梅雨グロ好調の時期にぜひまた黄島を訪れたいと願う。


今回のタックル
ロッド:ダイコー釣技レジェンド1.25号＆スーパーロイヤルリミティッド１号
リール：DAIWAトーナメントISO2500LBD
ウキ：dear-G00、アクセル０シブ、礁00など
道糸：黒魂セミフロート２号
ハリス：アグレ３号、ハリスト２号、1.5号

長崎:平山