熊本市内から 1 時間ほどで着く、天草大矢野の野釜港での掛船で久々のクロ狙い。 当日９月２６日の出船時間が 6 時ということで、 30 分前には到着。私と宮田さんペアと満ちゃんと熊田さんペアに別れ、 2 隻の船に面々乗り込み、港から出て 10 分程で黒島手前の 100 ｍほど離れた場所に 2 隻定着。

仕掛けは通常の磯釣りと同じ。横の船の右端から竿を出して直に熊田さんの竿が曲がった。

浮き上がったのは、手の平サイズのクロ。その後も連荘で竿を曲げ足の裏サイズのクロ筆頭に 4 枚と 25 ㎝のメバルを 2 枚釣り上げた。他の 3 名には当たり無し。私はレッツＭ 0 号で少し深棚狙いで攻めていると、 1 時間後に初当たり。ラインが一気に走り体感ショック。数回合わせを入れてやり取り開始。大きく竿が曲がり、 大物の手ごたえ！！しかし竿先をコツコツと叩くではありませんか！バリ！！と思った瞬間、力が抜けて魚が海底に突っ込む。どうにか浮き上がらせ目に飛び込んだのは、期待を裏切る事無く、バリでした。

 

どうして熊田さんにはクロの当たりが頻繁にあるのに。なぜなのかなｱ～と思いながら仕掛けを投入。

宮田さんは向い風のため、釣り辛い状況なので棒ウキで 70 ～ 80m 流しているが当たり無し。

 

私もバリばかり。そこで風の抵抗をより少なくする為に、レッツ M00 号に J クッション 6 号から 5 号に替えた。仕掛けの変更がずばり的中し、竿引きの当たり。バリとは違うクロ独特の引き。

久々のクロの引きを楽しみながら海面に浮かせたのは、足裏弱のクロ。私にとっては、今の時期では満足いくサイズ。しかしこの場所は、例年今頃の時期は 35 ㎝がレギュラーサイズ。サイズアップは、十分期待できる。再び当たりがあったが又もやバリ。

 

宮田さんにも待望の当たり。しかし残念なことにバリ。

満ちゃんは、手の平サイズのクロとバリを交互に釣り上げているが、良型のクロはお目にかかっていない。

 

こんなにバリの当たりが多いということは、仕掛けが立ち過ぎていると判断して、完全フカセに変更。

 

しかし当たりはコッパグロとバリのみ。一番右端で竿を出していた熊田さんの竿が今までとは違う竿の曲がり。しばらくやり取りを見ているとタモに納まったのは、 35 ㎝のクロ。今日一番の大物。次ぎは、私の番と期待したが、船長が来て潮が変わるので船を移動。今日は風が強いので釣座が限られてしまうので非常に厳しいと言われながら 100 ｍほど右側に移動。 1 時間程竿を出したが魚の反応が無く、見回りに来た船長に波も落ち着いて来たので、黒島の沖側に移動してもらった。

 

この場所は、良型のクロの実績が高い。

しかし、周りを見てみると定置網があるではないか。残念！！しかしこれ以上移動も出来ないので、ここで頑張るしかない。

流れが黒島に向って流れが思った以上に速いので、レッツからＫ'ｓ　ＥＶＯ（ 000 号）のＪクッション 5 号に針上 30 ｃｍの所のＪ５のガン玉を付けた。

 

80 ｍ程流しているが当りがないまま時間だけが過ぎ、納竿 30 分前にＪ２のガン玉を追加し、Ｊクッション 5 号から 3 号に変更し、同じように仕掛けを送り込んでいるとラインがスプールから勢い良く滑り出し、合わせを数回大きく入れてラインを巻くが生体反応が殆ど無く、重量感だけがあり、タコでも掛かった様な感じ。 80 ｍ先での当たりだったので魚を浮かせるのに時間がかかりやっとのおもいで、水面まで近づくとクロではないか！！

久々の良方だったので 40 ㎝程のサイズに一瞬見えたが、良く見ると 30 ｃｍオーバー。どうにか 30 ｃｍサイズを釣り上げたのでやっと一安心。

 

これを最後に誰も当たりが無く、ジ・エンド。

この場所は、熊本市内から非常に近く、低料金で夏場から秋口にかけて良方のクロの数釣りが出来、チヌも最高のフィールドで数も二桁は期待出来ます。

但し潮の流れが速く、小潮から長潮・若潮が最適です。