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キザクラフィールドモニター
【Field Report No.100704 reported by 井上 裕也(MONITOR)】

 5月、6月と大会シーズンも一段落したころ島原の古川モニターから五島方面が調子がよいという情報をもらい、お誘いを受けたので即答で遠征することにしました。

 

 船は佐世保市の宮津港から午後10時に出港し1時間ちょっとで上五島の宇久島と小値賀島との水道にある相瀬という灯台のある独立礁でみるからに潮切れのよさそうなポイントでした。

 

 とりあえず夜釣りからのスタートでNF basic M-1 をセットし足元から仕掛けを入れゆっくり当て気味に流していくと1投目からウキが気持ちよく海のなかに消えていきヘビータックルに物を言わしてあがってきたのは、45cmオーバーの尾長でした。

 

 この調子だと今日は入れ食いだと二人で言いながら気分よく竿を出すがそれから後が続かずしばらくして40 cm を追加しポイントを移動しました。今度は水深2ヒロ程度のワンドを狙っているとすごい勢いでウキがなくなったと思ったらラインがリールから弾け飛んでいき、すかさず竿を立てるが横に走って止まらないこれがクロなら相当デカイと思いながらやり取りし、なんとか水面に浮かし正体を確認すると65cmのマダイでした。なんだか嬉しいような悲しいような気持ちでタモに入れ取り込みました。しかし、こんな浅いところでマダイが釣れるとは思いませんでした。

 

 夜が明けタックルを日中用に変えウキはマグナスST - 00にJクッションの6号をセットしました。潮は沖から当てながら左方向に流れていき、仕掛けを15mほど沖に投げ馴染むとゆっくりウキも沈んでいき2ヒロほど入ったところで加速しラインが走りました。竿をたて上がってきたのは30cmの尾長でした。

 しばらく同じパターンで釣ってみても28~35cmばかりでこの調子では型が出ないと思い、当て潮を利用し際狙いに変更しました。今度は潮上に仕掛けを投入し、ちょうど自分の前にウキが来るころで馴染むようラインをコントロールして流すと40オーバーの尾長がヒットしましたが、後が続かずまた30cmに戻ってしまいました。

 

 どうも30cmクラスの活性が高く浮いていると思い、バランサーを張り付け00と000の中間ぐらいの浮力にセットし、マキエを仕掛けより潮下に打ちマキエ下を釣るイメージで竿1本ほどのタナを狙い数投後、仕掛けを張った瞬間穂先が海面に突き刺さりレバーで体制を整えやり取りし上がってきたのは47cmの尾長でした。2.5号ハリスがザラザラになっていました。

 瀬がきついので3号にチェンジし同じパターンでやっていると、またアタリ今度は合わした瞬間瀬にもって行かれハリスの中間あたりから切れてしまいました。瀬際1メートル以内でアタリがあるのでなかなか取り込みが難しい状況です。

 

 4号に上げ釣るが今度はアタリがなくなってしまいました。活性が落ちたのかハリスを嫌っているのかはわからないがとりあえず3号に戻しました。それから2発切られ、潮が止まり最後に地グロの43cmを取り込んで納竿しました。

 

•  渡船  ニューレインボー

•  ℡   0956-59-2215

•  出港地 佐世保・宮津港


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