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【Field Report No.11318 reported by 柿添 賢(TESTER)】

計画をすれば時化になり、昨年から持越しとなっていた中甑島へ 3 月 18 日に細田氏と安楽氏の 3 名で行った。

待ちに待った中甑島の釣りとあって気分は絶好調。

船長に最近の釣果を問い合わせてみるとどっさり釣れてますよ!

串木野港から約1時間で中甑島に到着したが、予想以上にウネリがあり船長の判断で風裏への瀬上がりとなった。

風裏とは言っても来た場所は中甑島、大漁を思いつつポイント選び、それぞれ思い思いの釣り座に入った。

しばらくアタリはなかったがマキエサが効いてくると早速左で竿を出していた細田氏がキタ~。

振り向くと大きく竿を曲げ尾長グロの突っ込みに耐えている凛々しい姿の細田氏。

タモを持ちすぐに駆け寄るがなかなか抵抗が激しく姿を現さない。

細田氏の強引な巻き取りに観念して上がってきたのは 50 センチの立派な尾長グロ 。

私も仕掛けをセットウキはキザクラのケイズグレビスSTにクッション水中、

狙うタナが浅く食い込みが小さい時に敏感に反応してくれるので頼りになります。

ハリスはキザクラのハリスト2号で直線性に優れ仕掛けの張りが保ちやすいハリスとして使用しています。

私も仕掛けを投入してアタリを待つがこちらのポイントは反応なし!

ウキ下を浅くしても付けエサはついたまま。

そこで針を 5 号から 4 号に変更し吸い込みを良くした。

再びマキエサをいっぱい撒いて仕切り直し、仕掛けを打ち返しているとラインが走り竿引きのアタリがきた。

合わせを入れるとズッシリとしたクロ特有の引きが返ってきた。何度かの締め込みをかわしてタモに納めたのは 45 センチの尾長グロだった。

 

 

その後もぽつぽつとクロは上がるがアタリは渋く、ウキが消えるまでいかない食い気のないクロに頭をひねりながら仕掛けを微妙に変化させながら打ち返した。

私と細田氏は数枚を追加したが先端で竿を出している安楽氏は苦戦している。

何とかクロを釣らねば!と焦りが出ている。

ウキの回りにガンガンマキエサを入れ待っているとついにスーッとウキが消え、やり取りが始まる。初の獲物にあわてるな!竿をもっと立てろ!と応援に回る。

ついに姿を現したのは 45 センチの良型のクロにほっと胸をなでおろした。

結局終ってみれば釣れたのはみんな 40 センチオーバーの尾長グロばかりで食い渋っていた割には楽しい釣りとなった。

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