【Field Report No.111219reported by 柿添 賢(TESTER)】
忘年釣り大会IN船間
12月11日、九州 真ぐれ会 合同忘年釣り大会が鹿児島県内之浦町の船間で 開催された。
宮崎、国分、鹿児島の各支部から参加者53名の参加となり長崎より柴原会長の参加もあり大会も盛り上がりを見せた。
当日は、午前4時30分から受付開始。参加者の大半が4時前から会場となる船間漁港に集まった。
受付と抽選が終り宮崎支部の徳満氏の挨拶で開会式が始まり、柴原会長の挨拶を頂き、渡船4隻にそれぞれ乗り込み出港し磯に向かった。
私は、成漁丸 本村 文義船長に乗り込んだ。
次第に活性も上がり大型の尾長グロの釣果や良型のクロの数釣りの朗報も聞かれるようになり船間は釣りは日増しに釣況が上向いている。
私と柴原氏は同じ瀬に瀬上がりした。
午前7時に釣り開始。
マキエサはオキアミ1角にエキサイトグレ、アドバンスグレ各1袋を強い風を考え 、しっかり混ぜ込み遠投も可能な状態に混ぜ込んだ。
セオリー通りに瀬際に撒き餌を入れ流れを視察してみる。
ポイントを決め仕掛けを投入仕掛けは道糸フリーダムセミフロート2号にケイズグレビスエスティ00にバランサーを張り、クッション水中、ハリスはハリスト2号をセットした。
マキエサと同調してウキがゆっくり沈んで行き竿1本ほど入った時アタリがあった。
すかさず合わせを入れると横走りする。浮いてきたのは30センチほどのシマアジ でした。
横で竿を出している柴原氏も同型のシマアジを釣り上げた。
マキエサが効いてきて今からかと思ったが風が強く吹き始め仕掛けを投入すると ラインが更け釣りにくい状況になりアタリがなくなる。
ポイントを探し仕掛けを瀬際に、中間に、遠投に入れるがアタリがないまま時間が過ぎていく。
そんな中、最初に竿を曲げたのは柴原氏左よりサラシの払い出しているハエ根の先端付近でヒット合わせを入れると良型を思わせるような竿曲がり、しばらくのやり取りの後タモに納まったのは45センチの尾長グレだった。
柴原氏は続けて竿を曲げている今度もかなりの抵抗を見せている、獲物は右に左に 沈み瀬に向かって抵抗を見せる。
獲物の突っ込みを交わしタモに納まったのは良型のスズキでした。
この食い渋りの中、現状の海の状態を察しパターンを見つけ出し
ウキが潮をとらえてラインを送っていく柴原氏の釣りを見せて頂いた。
私は、風が強く仕掛けが風にあおられてポイントまで飛ばないのと糸ふけが出やすいので ウキをケイズ レビウス ティービー00に変えハリスを1.75号に変更し針をグレ針4号にチェンジ。
仕掛けを投入すると風に負けず、今度は潮の流れを明確に伝えてくれて徐々に 沈んでいく、沈み瀬回りを探っているとアタリ、すかさず合わせを入れると ズッシリとした引きが返ってきた。
やっと来たクロの引きを楽しみながら、やり取りの末タモに納まったのは40センチの尾長グレでした。続けて同じ要領で43センチを追加、柴原氏も45センチを2枚追加で大会規定の3枚のクロをキープし、休憩、なんとヤカンにガスボンベを持参しドリップの温かいコーヒーを入れて頂いた。
写真撮影をしながら迎えの船に乗った。
大会のみんなも苦戦していることだろう思ったが港に着き検量してみると 50センチほどの尾長グロを数釣りしている会員が続々と検量に持ち込まれた。
各部門の入賞者が決定、クロを始め名の部門でも好釣果に恵まれた。
表彰式の後、たくさんの賞品を前に抽選会も賑わい大会は無事終了した。
一位 山下 智成 4710g
二位 長友 政広 4340g
三位 岩本 将史 3770g
大物賞 長友 政広 53センチ
他魚の部 柴原 啓二 1730g 鱸
瀬戸山 剛 1620g ヘダイ