【Field Report No.150317reported by 柿添 賢(TESTER)】
渡船、蝶栄丸の石原船長の今釣れているよの言葉に誘われ、3月17日倶楽部員の花田氏と上甑島 里へ行きました。
約45分で里に到着し私は近島のエボシに花田氏は平瀬に瀬上がりしました。この島は里港の入り口にあり比較的北西の風に強く寒グロ釣りには定評のある釣り場です。
今日は風もウネリもなく穏やかな釣りやすい最高の天気です。ウキをグレビス ST 0シブにバランサーを貼り浮力を調整しました。仕掛けを投入し仕掛が馴染んで半ヒロくらい入ったところでラインが走った幸先の良いクロをやさしく取り込んだでみるとジャスト40センチの尾長グロでした。
今日は入れ食いモードかと思ったのもつかの間、潮が止まってしまいました。一緒に瀬上がりした原之園君は磯釣りビギナーの為、何とかクロを釣って貰いたいものです。しばらく沈黙が続き午前8時位からいい感じに潮が動きはじめました。とすぐさま隣で竿を出している原之園君が竿を曲げて頑張っていてわくわくドキドキの一瞬です。浮かせに成功し私がタモ入して渡しました。これも40センチ近い口ブトにニコニコ顔でした。
しかし今日の潮の流れが安定しません。右に流れては止まり、左に流れては止まり、おまけに海水温の低下により食い渋っているのでラインにかすかにアタリはあるものの走ってくれません。
アタリが来てゆっくり誘って軽く合わせてやっと唇に掛かるけど何度もスッポ抜けてしまいます。
このエボシは竿1本くらいのところにハエ根が出ていて釣り辛く今日は、沖目ではアタリはなく、瀬際で当たって来ても仕掛けが深く入っているので瀬に触れ一発で切れてしまいます。
原之園君も瀬切れの連発でショックで落ち込んでいるので私はそっとウキパラソルを渡してあげました。二人して仕掛けを幾度となく飛ばれながら粘っているとラインが走り合わせを入れました、今度はタイミングもバッチリだったので今度はバラすものかと慎重に浮かしタモに納めました。それでも40センチのクロでした。
苦戦の釣りでしたが私が10枚・原之園君も5枚の良型のクロを仕留めることができました。楽しませてくれた瀬を流し迎えの船に乗りました。
まだまだ沖磯、地磯回りと連日のように釣れていてこの釣果は続きそうです。
仕掛け
竿 シマノ 極翔 1.5号
リール シマノ BB-X ハイパーフォ―スタイプG 3000
ライン キザクラ セミフロート インパルス 2.5号
ウキ キザクラ Grevis ST 0シブ
ハリス キザクラ 全層ハリストMG 2号