【Field Report No.160213reported by 柿添 賢(TESTER)】
鹿児島県 片浦
クロのベストシーズン到来
片浦一帯ではようやくクロの好釣果が聞かれるようになってきました。
倶楽部員4名で片浦に計画を立て、いつもお世話になっている渡船 嘉栄丸 長井船長に予約を入れた。
ところが、言いだしっぺの私に当日仕事が入り断念。日頃の行いなのか?
そこで2月10日に単独で一人寂しく片浦に行くことにした。
港に着くと好調とあって大勢の釣り人が準備をしていた。
7時に船に乗り込み釣り場へと向かう。
昨日までは北西風20メートルト吹き荒れていたが、今日はウネリは多少あるもののホカホカ陽気で最高の天気になった。防寒着も必要ないくらいで一枚上着を脱いで早速
撒き餌さの準備に取り掛かります。
ヒロキューのオキアミ1角にアドバンスグレ1袋、磯マスター遠投1袋を固さを調整して出来上がり。マキエサを瀬際に撒きながら仕掛けを作ります。
ウキをキザクラ グレビス ST 0シブにバランサーで浮力調整し、ハリス ハリスト マスターグレード2号で釣り開始。
瀬際に撒いたマキエサにはエサ盗り1匹も出てきません。
海水温が16℃と下がっていることで魚の活性が落ちているので食い渋りではと不安になりますがマキエサを打ち仕掛けを投入すると仕掛けが馴染むとゆっくり野間方面に流れていきます。
当たりがなく仕掛けを回収してみるとツケエサはついたまま上がってきました。
サルカン部分に5号のガン玉を追加して投入し仕掛が馴染んでから追い撒き餌をし流して行きます。
ラインにテンションをかけながらゆっくりとタナを探りながら仕掛けを入れ込んでいきます。
竿1本半くらい入ったところでバチ、バチッとラインが出て行きます。穂先をはじく大きな当たりがきました。
強烈な突っ込みを交わし浮かせてみると50センチは超えている尾長グロでした。
クロと目が合い見つめあいました。喜んでタモに手を伸ばした瞬間、反転し瀬に突っ込まれました。
同じ要領で仕掛けを入れ込んでいくとまた竿引きのアタリが来て合わせ ,竿を立てる間もなく一気に瀬に突っ込まれてしまいました。
このクロを釣ってやろうと再度仕掛けを投入し追い撒き餌をして同調させ 待っているとラインが走り、竿引きのアタリがきました。
心地よいズッシリと引きが手元に帰ってきました。
キタ~。手前に来ても瀬際に突っ込みます。何度かの突っ込みを交わし慎重に丁寧にやり取りしてタモに納めたのは48センチのクロでした。
これでひとまず不安解消となりました。
満潮を迎え下げ潮に入りサイズアップを期待して仕掛けを投入し追い撒き餌を繰り返します。
当たりが遠のいてきました。
次の1枚をと本流、反転流、足元といろんなところを探っていきます。
瀬際ではカワハギ、ワンドではへダイと苦戦しています。
本流と引かれ潮が当たるところを狙ってみました。
追い撒き餌をしながらタナも深く竿2本くらいまで入れ込んでいくとやっと 当たりがきました。
この要領で30センチのクロ4枚を追加することができました。
食い渋りの中50センチはリリースとなったが満足の釣りになりました。
これからはクロ釣りシーズン本番、乗っ込みに入ります。
片浦の釣り型、数ともに楽しみになると思います。
竿 シマノ BB-Xスペシャル1.2号
リール シマノ ハイパーフォ―ス タイプG 3000
ライン キザクラ セミフロート インパルス 2号
ハリス キザクラ ハリスト マスターグレード2号
ウキ キザクラ グレビス ST 0シブ