【Field Report No.100609 reported by 柿添 賢(TESTER)】
朝まずめは、高活性!
6 月上旬、上甑島 里へ今期最後の尾長グロを求めての釣行。
沖の島 コゴ瀬のハナレに上礁し朝まずめは上げ潮からの釣りとなった。
この瀬は両潮ともに狙え、瀬の周囲には無数の沈み瀬が点在しており、その回りには多くのクロがいついており尾長グロ狙いには最高の条件をそなえている。
仕掛けは、尾長のアタリに備え道糸全層キザクラナノフロート 4 号、ハリスはキザクラ 全層アグレ 4 号をチョイス。
ウキはキザクラk‘sエボ 000 にクッションストッパーの勿論、全層釣法仕掛け、 10 メートルほど沖の沈み瀬周りから重点的に流してみた。
その作戦は、ピタリと当たり全層釣法特有の竿引きのアタリ。上げ潮に乗り張り気味に保っていた道糸が走り、体感ショック!
すかさずアワセを入れ竿を立てるとズッシリとしたクロ特有の引きが帰ってきた。
朝一番のクロの引きを堪能しながら浮かせタモに納めたのは 43 センチの尾長グロ。
この後、 35 センチから 40 センチを 3 枚追加したところで潮止まり。私も朝食タイム、朝一でクロを仕留めてからのおにぎりも美味しいもんです。
30 分後今度は下げ潮が川のように流れ始めた。
足下に撒きえさを入れて流れに乗せてk'sエボを沈めていく。
30 メートルほど先で、ウキが竿一本ほど入ったとき、待望の竿引きに見舞われた。
強烈な引きが帰ってきてアワセを入れいくつもの沈みを交わし手前までもってきた、魚影を確認できるところまで浮かせたが最後の締め込みで竿は空を切った。無念!
しかしこのことで下げ潮のヒットパターンをつかむ事ができ、枚数を重ねることができた。